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2006年12月 1日 (金)

おとうと

私には弟がいる。

昨夜珍しく電話がかかってきた。「ベートーヴェンの交響曲のCDを買うがお薦めは?」という話だった。「9番は持っているからとりあえず5と7あたり」と言っている。通勤の間に車の中で聴くらしい。同じ親から生まれたとは思えぬくらい趣味が違っていたのにどうした風の吹き回しだろう。

「何だって同じだから廉価版でも買えば」と教えた。「でも演奏によって違うんだろ?」ですとな。「ほほう」ってなもんである。「ウチにあるからあげるよ」というと喜んでいた。年末に取りに行くとのことだ。演奏の違いよりも、ただでもらえるメリットを取るちゃっかり者である。正解だと思う。

「話は変わるけど」というから何かと思えば「ブラームスの一番っていいねえ」だと。「兄貴がはまるのも無理ない」とか言っている。世の中変わったものだ。第4楽章のあの旋律にグッと来るんだそうだ。「ブラームスのCDはあげないけど」と心の中で言った。

電話を切った。一部始終を聞いていた長男がプレステをする手を止めずに「のだめの見過ぎじゃないかね」とつぶやいた。鋭い。

こういう層が試しに買うだけでもCDの売上は、かなりなものだろう。ますます「のだめ恐るべし」である。

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コメント

<空の風様

絶妙のフォローにござりまする。

狙っていないところで受けが取れるのは、照れくさいものです。

森麻季さんがブラームスの歌曲でも歌ってくれれば、溶け込みは速いのですが。人見知りなもんで。

森麻季さん。。私も好きですよ。
おとうと様とのやり取りも面白いでございます。

<おとうと様

森麻季ですか!!!

勉強してみます。

ベートーヴェンは3番5番6番7番8番を取り揃えてお待ちしています。

敢えて「のだめ」の影響は否定しません。
しかしです。本当の発端は、某TV番組でソプラノ歌手の森麻季さんに魅せられてからです。
そういうわけで、最近買ったCDは彼女とN響の「第九」です。
いずれにしてもミーハーに変わりはありませんが。
これからブラームスの領域へ「andante cantabile」で・・・

<麻由子様

そういうことには鋭いのですが、受験レースがお留守になっています。

うふふ・・♪
私もご長男さんと同じコトを考えました。
ホント! ますます「のだめ恐るべし」ですね☆

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