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2007年1月 4日 (木)

接続曲

「耳に心地良い旋律を次々と取り出して繋ぎ合わせた曲」という程度の意味。オペレッタの序曲にもこの類が多い。つまり劇中に現れる代表的な旋律を手際よく繋ぎ合わせるというパターンだ。ブラームスは大学祝典序曲を指して自嘲気味に「スッペ風の接続曲」と呼んだことがある。

このことはなかなか意味深である。

既出の主題の再帰とその過程に工夫を凝らすことは、ブラームス節の根幹の一つである。少なくとも器楽曲に関する限りその傾向を隠していない。無論ブラームス本人もそれが自作の売りであること百も承知だったハズである。本日問題の大学祝典序曲は、珍しく既出主題の再帰が目玉になっていない作品なのだ。なじみの学生歌を次々と手際よく繋げた構造になっていることを、「接続曲」といういい回しで半ば自嘲的に表現したと解したい。そりゃあブラームスのことだから、接続曲と言っても「ホントに単に繋げただけ」にまでは堕していない。ブラームス流の周到さをもって、その継ぎ目に迷彩を施してある。むしろその継ぎ目の迷彩振りを味わう作品なのだ。もっと言うなら、だからその反動でガッチリとした形式感漂う悲劇的序曲が生まれたとさえ申し上げたいくらいなのだ。

1881年1月4日。126年前の今日、ブラームスの指揮により大学祝典序曲が初演された。

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コメント

<Claris様

「おいしいとこ取り」という意味ではおっしゃる通り「接続曲」です。
しかしながら「おいしいとこ」は必ずしも旋律とイコールではない点注意が必要です。「ヴィオラならでは」の場所狙いです。

「楽しいヴィオラ曲集Ⅱ」も接続曲ですね?

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