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2007年1月18日 (木)

矛盾

数日前の夕食の時、中学1年の長女が語尾上げ調で尋ねてきた。「パパは百人一首って知ってる↑?」だ。「誰に口聞いてんだ」と言ってやりたいのをこらえて「知ってるけど、どうして?」と聞き返した。百人一首から10首選んで暗記してくる宿題が出たと言っている。

「パパは全部覚えてるけど」と言うと「ウソ!全部って100だよ」と目を丸くしている。「当然でしょ。小学校4年の時全部覚えたよ」と鼻高々である。「覚えると何かいいことあるの?」「昔はお正月に親戚が集まるとみんなでカルタ取りして遊んだからね」と受け流すと驚くべき反応。「ええっ!!百人一首ってカルタだったの?」である。「おいおい」と言ったがそう言えば我が家では「坊主めくり」しかしたことがない。

「先生も10首みたいな半端な宿題出さずに全部暗記にすればいいのにねぇ」と余裕の応答である。「どうしたら覚えられるか、いい方法ないかな?」とまたお決まりのちゃっかり質問だ。「簡単だよ。好きになればいいんだよ」とつけ上がり気味の対応をした。

娘相手とは言えつけ上がるものではない。今晩になって「パパってブラームス好きだよねぇ」と長女。「はあ~、いつもそう言ってるだろ」と私。これが娘の逆襲だとはこの時点でちっとも気付いていない。「じゃあ、ブラームスの曲なら暗譜簡単だよね」と痛いところをつかれた。「好きになれば覚えられるって訳じゃないよね」ととどめを刺された。

覚える方法を訊かれた時、「実際にカルタをしてみて、得意な札を見つけること」くらいな返答にしておけば良かった。

9歳の私が覚えた最初の歌は清少納言作の「夜をこめて鳥の空音ははかるとも世に逢坂の関は許さじ」だった。最後に覚えたのは紀貫之。「人はいざ心も知らぬ古里は花ぞ昔の香に匂いける」だった。こういうことは事細かに今も覚えているのに、大好きなブラームスの作品とはいえ、暗譜は決定的に苦手である。ブラームスを好きな脳と、暗譜をする脳は違うのだと思う。

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コメント

<Claris様

コメントが豊作です。

暗譜苦手も課題ですが、楽譜を見ても上手に弾けないのがもっと深刻です。

<とらねこ様

四年生の3学期のある日、先生が黒板に清少納言の歌を書いて説明してくれました。五七五七七の構造のこと、上の句のこと下の句のこともろもろです。取り札には下の句しか書いてないから歌を覚えているほうが有利ですとも聞きました。

その日のうちに清少納言は覚えてしまって一週間で残り99首でした。

歌の意味が判ったのはそれから10年後でしたね。

<moco様

だからカルタを暗記する脳味噌と暗譜する脳味噌は違うのです。使う部分が違うのでしょう。

単に歳のせいかもしれませんが。

ご長女さまの成長が感じられますね。
ご家庭で坊主めくりをなさるアルトのパパ家は素敵です。
私もかつては覚えて、カルタ遊びもしたものですが、
かなり忘れてしまいました。。
今でも全部覚えていらっしゃるアルトのパパさま、凄いです☆
でも私の場合、好きな曲はわりと早く暗譜できます♪

何という偶然!私も第一首は清少納言でした!しかも同じ位の歳で。
不思議な一致があるものですね。

微笑ましいエピソードですね。
私は坊主めくりはできても、普通にカルタしたら
おそらく一枚もとれないかもしれない・・苦笑
私はたぶん、今でも他のことを覚えるよりも
暗譜のほうが楽にできるかもしれないです。
不思議ですね。。。

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