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2007年2月28日 (水)

ヴィオラの肖像

人気沸騰のコミック「のだめカンタービレ」の第10巻、それは紛れもなく一つのエポックを形作っている。ここから舞台がパリに移るのだ。「Prelude to lesson53」という異例な章立てで立ち上がり、桃ケ丘音楽大学との決別が描かれる。そして「lesson 53」はパリ。

パリ編開幕を告げる記念すべきコミック単行本第10巻の表紙は、「パリの月夜」あるいは「屋根の上のヴィオラ弾き」とでも名付けうる秀逸なデザインになっている。黒ネコに見守られながら、のだめが弾くのは明らかにヴィオラだ。音を聞かずに何故ヴィオラと判るのか?「第2巻で既にヴァイオリンが表紙になっているから」という答えでは「トレヴィアン」はもらえない。

やはり大きさは一つの根拠だ。のだめの左ひじの伸び具合は有力な判断材料だ。左ひじがヴァイオリンの場合と比べると明らかに伸び気味である。

証拠はもう一つある。のだめの首だ。あごあてからあごが浮いている。この首の離れ方はヴィオラとしてはよくある角度だが、ヴァイオリンでは想定しにくい。楽器が肩から鎖骨側に微妙にズリ落ち気味になっているのもヴィオラっぽい特色だ。

楽器と人の縮尺が精密であることで、まずは「あれ?ヴァイオリンにしては少し大きい」と思わせて、左ひじの曲げや首の角度という身体の設定で補強、さらに楽器のズレ落ち具合で仕上げるという念の入れようだ。これらの相乗効果によりコミックで,、音も聴かせず楽譜も見せずに、ヴァイオリンとヴィオラの違いを描ききっている点、驚嘆に値する。

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コメント

<Claris様

恐れ入ります。

いい大人がのめりこんでおります。

「のだめカンタービレ」の作者、二ノ宮さんは凄いと
いつも思っています。
充実した内容と緻密な描写(表現)。
手抜きのないコンスタントなお仕事ぶりもまた、
人気を支えているように思います。
こちらのブログにも共通していますね。

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