のだめの中のブラームス【25】
コミック「のだめカンタービレ」の売りの一つが破綻の無い小道具の配置にあることに異論はないだろう。その象徴が単行本各巻の表紙に描かれる楽器である。同時に描かれるのだめのファッションも楽しみの一つである。以下に列挙してみる。
- ピアノ
- ヴァイオリン
- 指揮棒
- フルート
- チェロ
- ホルン
- オーボエ
- ギター
- トランペット
- ヴィオラ
- ファゴット
- クラリネット
- ハープ
- ティンパニ
- トロンボーン
- マリンバ
- チューバ
このうちブラームスの作品に用いられているものを赤字にした。12巻のクラリネットはA管だろうかB管だろうか、まだ見分けられずにいる。個人的な好みからお気に入りの表紙を挙げるなら迷わず10巻だ。「屋根の上のヴィオラ弾き」というイメージだ。表紙に黒猫が描かれているが、動物が出現するのは多分ここだけである。のだめのファッションとして気に入っているのがもう一つある。ファゴットと戯れる11巻だ。
さてさて18巻以下の表紙に選ばれる楽器がどのような顔ぶれになるのか興味深い。ブラームス作品に用いられている楽器でまだ表紙に採用されていないのは以下の通りである。
- ピッコロ
- コントラファゴット
- 大太鼓
シンバル2009年8月10日第22巻の表紙となる。トライアングル2007年6月13日第18巻の表紙となる。コントラバス2007年11月13日第19巻の表紙となる。- オルガン
人間の声2008年8月11日第21巻の表紙となる。
第3巻に指揮棒があるくらいだから「人間の声」はあり得ると思う。実を言うと裏の裏の大穴で意表をついて「セカンドヴァイオリン」などという茶目っ気も密かに期待している。
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<魔女見習い様
おおお。そうでしたか。手帳に書いておかねば。
投稿: アルトのパパ | 2008年2月 5日 (火) 05時19分
連続ヒットですね☆
すでにご存じかとも思いますが、
20巻は3月13日発売予定ですね。
表紙もスゴク楽しみです♪
投稿: 魔女見習い | 2008年2月 4日 (月) 20時44分