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2007年3月31日 (土)

同期の桜

学生オケの同期入団の仲間とは何かと因縁が深い。在団中はもちろんだが、つきあいが長く続くメンバーもいる。かけがえのない仲間だ。団員数が100名弱の団体だから、同期入団は20名前後である。音楽へののめり込み方はそりゃ半端ではない4年間を過ごすのだが、そこはアマチュアでほとんどのメンバーが、卒業後には仕事の合間に楽器に接することになる。

私の同期に例外が一人いる。プロフェッショナルなオーボエ奏者になってしまった男がいるのだ。「プロフェッショナル」というのは、収入の大半を演奏の対価が占めているという意味だ。入団時はクラリネットを吹いていた。そういえば根っからのミュージシャン肌だったような気がする。1978年南房総岩井での新入生歓迎合宿以来のつきあいだ。一応学部は工学部で、卒業と同時に就職はしたらしいが、速攻で転職だ。その後取り組む楽器を替えてオーボエに辿りついたという。その間楽器の腕前と、感性を磨いていたのだと思う。プロの音楽家が同期にいるというのは、相当誇らしいものだ。学校の音楽の先生を別にすれば、同期どころか前後4~5学年を見渡しても唯一のケースだろう。

在団中は癒着していた。卒業後も要所を締めるかのように濃い付き合いが続いていた。

  1. 仲間の結婚披露宴にBGMを出前する身内互助会「千葉披露宴サービス」の重要なメンバーだった。彼の役割は「寿室内管弦楽団」の常任指揮者だった。
  2. 彼もまた百人一首好きである。
  3. OBが毎年夏に集まってブラームスの交響曲4つを4年がかりで完成させた「河口湖音楽祭」のメンバーだった。
  4. モーツアルトのレクイエムの冒頭のファゴットや、ベートーヴェンの第4交響曲フィナーレのファゴットも、やばいやばいと言いつつ絶妙の間合いで切り抜けていた。
  5. 私の結婚披露宴の2次会で演奏したブラームスの第4交響曲では、ファゴット奏者だった。一年前に徹夜で会場の確保をしたのも彼だ。
  6. 妻が亡くなった時、仲間への連絡を一手に引き受けてくれた。さらに告別式火葬場から戻るまでの間、次女の子守までかって出てくれた。「香典が2000円合わない、ゴメン」と言って謝ってきた時の神妙な顔が忘れられない。

なんだか世話になっている。お世話のなりかたで言うと完全に輸入超過だ。

ブラームス第一交響曲の演奏会で、遭遇したパニックの時のクラリネット吹きは何を隠そう彼だったのだ。つまり3月29日の記事「事故調査委員会」で「クラリネットは落ちていない」と主張した本人である。

http://brahmsop123.air-nifty.com/sonata/2007/03/post_8fe2.html

その3月29日に「ブラームスの辞書」を一冊贈呈した。通し番号はop16。「管弦楽のためのセレナーデ第2番」である。オーボエ奏者として活動してはいるが、木管楽器はほぼ全てこなすというスペシャリストにふさわしい番号がよくぞ空いていたという感じである。その場でブログと著書を誉められた。同期でありかつプロの音楽家でもある彼の誉め言葉は、じんわりと胸に沁みる。ブログも本も「多分世界一だ」と言ってくれた。彼自身のブログにも「ブラームスの辞書」の血も涙もある紹介文が掲載されている。

本のお礼にと、その場で自作のCDをくれた。彼のオーボエ奏者としてのファーストアルバムである。もらっといて言うのもナンだが、残念なことにブラームス作品は収録されていない。

お礼の意味をこめて彼のブログにリンクを貼らせてもらうことにした。他に当ブログの右サイドバー下方のリンク集にも加えさせてもらった。

http://projectm.blog.shinobi.jp/

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コメント

<MINAMI様

先日は事故調査委員会お疲れ様でした。おかげで記事のネタをいくつか確保出来ました。

>下手にブラームスをアレンジしたら怒られそうです。

だったら上手にアレンジしてくれ!!

リンクありがとうございます。私の所はリンクページが無いのでブログの記事内でのリンクしかできませんが、そのうちリンク集作ります。
CDに入れてる曲はほとんどポップスアレンジ物なので、下手にブラームスをアレンジしたら怒られそうです。

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