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2007年3月21日 (水)

バッハへの傾倒

1685年3月21日ヨハン・セバスチャン・バッハが生まれた。今日はバッハの誕生日だ。ブラームスはそのバッハに対する尊敬の念を隠していない。

クララへの見舞いとして有名な左手のためのシャコンヌを初めとしていくつかのバッハ作品を編曲している。チェンバロ協奏曲のカデンツァも書いている。

第四交響曲とチェロソナタの終楽章でははっきりとバッハの痕跡を見て取ることが可能だ。第四交響曲第4楽章のシャコンヌ主題はバッハのカンタータ150番を下敷きにしている。チェロソナタの第3楽章の主題はバッハのフーガの技法との関連が古来指摘されている。それにしてもこの両者どちらもホ短調だというのが不気味な符合である。

ブラームスはピアノの弟子たちへの教材にしばしばバッハを選んでいる。平均律クラヴィーア曲集がその代表だ。弟子たちの何人かはブラームスがバッハの演奏においてスタッカートを禁じていたことを証言している。

当時刊行が始まったバッハ全集を入手して喜んでいた。「生きている間にはとても全部は出きらない」と嘆いたとも伝えられている。そのバッハ研究の第一人者で名高いフィリップ・シュピッタはブラームスの親しい友人である。

我が家の最初の子供の妊娠が判明したとき、お医者さんから告げられた予定日は3月21日だった。期待は大きく膨らんだ。3月14日深夜に産気づいてしまったとき、大きな声では言えないが「ちょっと待った」と思ったものだ。

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