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2007年3月24日 (土)

魂柱交換の成果

愛用のヴィオラの魂柱を交換してから2週間経過した。

http://brahmsop123.air-nifty.com/sonata/2007/03/post_48b4.html

あれから毎日楽器に触れていた。バッハ無伴奏チェロ組曲ヴィオラ版で、下はC線から上はA線の第6ポジションまでくまなく探検した。本日の記事はその「探検結果中間報告書」という位置付けである。

<全体>よくなった。全く別の楽器になってしまった。音の表情が変わった。音程のハマリ感が増したように思う。レスポンスはそのままに音の明るさが増したと感じられる。

<A線>試しにオブリガートを張ってみた。失敗だった。オブリガートが失敗ではない。弦の種類を変えてはいけなかった。鳴りが変わった場合、弦のせいなのか、魂柱のせいなのかわからなくなってしまう。オブリガートはヘリコアに比べて価格が高い。ほとんど倍である。元々今回の魂柱交換は、一部の弦の鳴りに不満があってのことだった。A線は不満はなかった側の弦である。今まで通り鳴ってくれれば文句はないという意味では合格だ。だったら価格の安い分ヘリコアで良いという結論は、しばらく保留したい。

<D線>ヘリコアのライトテンションだ。この弦にときたまシャリシャリ感があったことが不満の一つだった。シャリシャリ感は払拭されている。4本の弦の中では一番おとなしくなってしまった感じだ。

<G線>ヘリコアのライトテンションだ。D線のシャリシャリ感が無くなったかわりに、こちらに微細な異音感が出ている。「弦と弓が擦れる音」だと思う。「シュー」という音だ。全体が良くなったことで相対的には小さいが、気になる。楽器を弾くことを止めると、その存在に気付くような感じだ。音量と明るさは従来より良くなった。しばらく様子を見てから異音感だけを退治すればいい。

<C線>ヘリコアのライトテンションだ。最大の収穫。元々最大の不満がC線の鳴りだったから、満足である。音量が劇的に改善した。先弓でC線の引っかかりが見違えるようになった。A線やD線やG線はヴァイオリンにもあるし、C線が気持ちよく鳴ってくれるのは、極楽だ。総合的に見て、こちらの鳴りのためにD線がやや犠牲になっている感じがする。

それにしても音程が悪い。娘たちの真似をして音程の習得のためにチューナーを活用してみたが、一発でピタリとはまるのは開放弦だけみたいな感じである。ボウイングに変な癖があると、これもまたチューナーが教えてくれる。この打率を上げないと楽器の持ち腐れである。

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