修学旅行
高校の修学旅行といえば2年の時だと思っていた。今月から通い始めた長男の高校は1年の時に実施される。行き先は英国で4週間の滞在である。一応「英語研修旅行」という触れ込みである。さすが私立である。幼稚園以外では私立の経験が無い我が家にとっては衝撃的である。
実はこのことが、長男の高校選択の際のポイントになっていた。かわいい子には旅をさせねばならない。どちらかと言うと引っ込み思案の長男には良い経験になる。
本日その開催説明会があった。1年生を3組に分け交代で英国に渡る。長男は第1班で5月19日(土)から6月15日(金)まで姉妹校の寄宿舎に泊まるのだ。月~金は英語の学習になる。4回ある週末にはロンドン周辺の小旅行も企画される。パリやリーズに足を伸ばすこともあるらしい。加えて数回のホームステイもあるという内容だ。既にパスポートは取得した。スーツケースは一昨年私が中国出張の折りに買い求めたもので事足りる。不安はあったが今日の説明を聞いて安心した。
学校が掲げる目標の一つに、「家庭のありがたさを知る」というのがあった。4週間家族と離れて長男がどう変わるのか楽しみである。英語力ははっきり言ってゼロだ。これで乗り切れれば何かをつかんで帰って来るだろう。
費用は頭痛の種である。英国滞在4週間が交通費込みで40ン万円である。安いのだとは思うが、現実に懐からそれだけの金額が出るとなると楽ではない。次女のヴァイオリンよりも高いのだ。かといって公立に通わせて浮いたお金で行かせてやれるかというと、それも難しい。娘たちのヴァイオリンにかかる費用が一気に発生したと思えば理不尽感は相当に薄まると自分に言い聞かせることにした。
ブラームスもついぞ訪問することがなかった英国である。
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<ゆかり様
我が家でも誰も行ったことがありません。
英国のみならずフランスまでもです。
ドイツじゃないから許すとします。
投稿: アルトのパパ | 2007年4月15日 (日) 15時37分
親御さんからの、かけがえのないプレゼント☆
ご長男さんにとっては、素晴らしい経験になりますね。
多くのことを全身で吸収して、たくましく成長なさることでしょう。
いいなぁ~♪
私も、もう一度行きたい。。
投稿: ゆかり | 2007年4月15日 (日) 15時25分