ソナタのカラオケ
クラリネットソナタのピアノ伴奏のCDを発見した。「クラリネットまたはヴィオラのための」伴奏のピアノの音だけを収録したCDだ。英語で「aconpanimento」とあるから仕方なしに「伴奏」という言葉を用いるがあまり好きになれない。クラリネットソナタ第1番作品120-1と同第2番作品120-2が収録されている。
大切なことがわかった。ブラームス本人の手によってヴィオラ版に編曲される際、一部に音の加減が行われている。クラリネットとヴィオラでは音が違う箇所があるが、ピアノ側に音の変更が無いということなのだろう。
ブラームス最後のソナタに挑む際のパートナーという位置付けであることが明白だ。ソナタ第1番は4楽章、第2番は3楽章だから、トラックは7個で済むハズなのだが、第1番に先立つ最初のトラックで、チューニング用の「A」が鳴らされるためトラックの合計が8個になっている。
いつでも好きなときにピアノとともに練習が出来るという寸法だ。どうせならテンポも自在にコントロール出来る機能が欲しいところである。
<とらねこ様
それは道理にござります。
無さそうな雰囲気が充満していますね。
投稿: アルトのパパ | 2007年6月21日 (木) 16時48分
私は逆にヴィオラがクラリネットだけの録音があれば良いのに、と思います。そう思う人は結構多いのではないかと拝察します。
投稿: とらねこ | 2007年6月21日 (木) 06時35分