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2007年7月24日 (火)

のだめの中のブラームス【27】

本日のお題はプログラムメイクだ。演奏会は通常複数の音楽作品で構成される。このときの演奏曲目のチョイスのことをプログラムメイクと呼ぶ。決定権は音楽監督が握っていることが多いが、学生オケだとそのあたりが不透明なせいか思わぬチョイスにあたることがある。私のいた学生オケでは「ブラームスの2番とチャイコフスキーの5番」というのが長く伝説だった。どちらを先にやったのか不明だ。「ブラ1火の鳥」というのもあった。私が在籍中のプログラムとしては「ブルックナーの4番にドビュッシーの海」というのが極めつけだった。怖い物知らずである。

さて「のだめカンタービレ」において演奏会のシーンは見せ場の一つである。千秋が1つの演奏会を丸ごと任された演奏会についてそのプログラムメイクを見てみよう。1曲だけだったSオケの公演や、ピアニストになったラフマニノフは、プラティニ指揮者コンクールの課題曲とともにこの際除外である。コミックで描写されていない演奏会もあったのだろうとは思うが、それらは集計対象外である。

<R☆Sオケ第1回公演>

  1. シューマン マンフレッド序曲
  2. モーツアルト オーボエ協奏曲ハ長調 ob黒木泰則
  3. ブラームス 交響曲第1番

<R☆Sオケ第2回公演>

  1. シューマン マンフレッド序曲 (推定)
  2. サンサーンス チェロ協奏曲 vc菊池亨
  3. ブラームス 交響曲第1番

<R☆Sオケ第3回公演>

  1. ドビュッシー 牧神の午後への前奏曲
  2. サラサーテ カルメン幻想曲 vn三木清良
  3. ベートーベン 交響曲第7番

<パリデビュウ@ヴィルトールオケ>

  1. ラベル マメールロア
  2. 武満徹 遠い呼び声の彼方へ 
  3. シベリウス 交響曲第2番

<マルレオケデビュウ>

  1. ラベル ボレロ
  2. シューマン 交響曲第1番「春」
  3. デュカス 魔法使いの弟子

<マルレオケ2390回定期演奏会>

  1. ロッシーニ ウイリアムテル序曲
  2. ブラームス ハイドンの主題による変奏曲
  3. ニールセン 交響曲第4番 不滅

<マルレオケ2391回定期演奏会>

  1. チャイコフスキー 幻想序曲「ロミオとジュリエット」
  2. バッハ ピアノ協奏曲第1番ニ短調BWV1052
  3. ベートーヴェン 交響曲第4番変ロ長調op60

千秋真一が曲の決定にどれだけ影響力を持っていたかは、コミックの中では必ずしも明らかではない。R☆Sオケでは相当な影響力を行使したと思われる。裏軒のマスターに頭が上がらなかったことはあるまい。ヴィルトールオケを率いてのパリデビュウも「ラベルでパリの皆さんこんにちは。武満で僕は日本から来ました。じゃあシベリウスは?」という会話が聴衆の間で交わされていて、千秋の自己紹介モードであることを伺わせる。しかしこれがマルレオケとの演奏会になると、千秋の選択の余地は低いと推定される。特にデビュウ演奏会はあてがいぶちである。2390回定期もデプリーストさんの意向が反映していそうだ。

7回21曲の中で3度登場はブラームスとシューマンだけである。マンフレッド序曲と第1交響曲を2度やっているのが大きい。しかし、R☆Sオケの第2回公演のオープニングは曲名を明記していない。苦し紛れでマンフレッド序曲と推定はしているものの断言は難しい。

もう一つ気づいたことがある。ピアノ協奏曲が巧妙に避けられているような気がする。17巻で登場と思いきや千秋の弾き振りだった。シュトレーゼマンと共演したラフマニノフも千秋自身がピアノを担当した。唯一の例外はシュトレーゼマンの代役として上海で、孫Ruiちゃんと共演したラフマニノフだ。11巻の128ページである。しかしながら指揮者・千秋真一のプログラムにはピアノ協奏曲は無い。

つまり本格的なピアノ協奏曲は、のだめ千秋の初競演のためにとってあると思いたくなるがどうだろう。のだめがオクレール先生に「目標」と言ったことにも象徴されている。問題は誰のどの曲で実現するのかということである。出来ればブラームスの2番で実現して欲しいものだ。

コミック「のだめカンタービレ」18巻で孫Ruiちゃんと千秋の共演話が持ち上がった。やはりこれはピアノ協奏曲にならざるを得まい。やきもきさせる展開である。

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