お盆のファンタジー
本日お盆の迎え火をたいた。
昨年いくつかの奇遇を引き連れて初めてブラームスが我が家に来てくれた。
http://brahmsop123.air-nifty.com/sonata/2006/07/post_baf9.html
帰り際にまた来年もとお願いしたのが効いたのか、また今年も来てくれた。まずは挨拶もそこそこに長男の英国研修ではお世話になったと礼を言うと「英国のことは知らぬ」ととぼけていた。ほんの気持ちとしてパルマ展で買い求めたパルミジャニーニの「聖カタリナ神秘の結婚式」の絵葉書をお渡しした。
驚いたことに今年はバッハさんも一緒に来てくれた。バッハさんはご存知の通りの子沢山だから、子孫も大勢いて忙しそうだが、かの地ではお盆のこの時期はみなバカンスなのでどこからもお誘いがかからないそうだ。今夜は歓迎のコンサートだ。5月の発表会で次女が弾いたバッハさんのイ短調コンチェルトを次女と私で弾いた。バッハさんは拍手してくれたが、ブラームスさんはパソコンで作った楽譜に興味津々で上の空だった。「そういうキャラなんです。この男は」と言ってバッハさんが慰めてくれた。
今休憩でコーヒーを飲んでいる。さっきどさくさにまぎれて来年はクララを連れて来るようお願いしたら、ロベルトも一緒になるけどいいかと聞かれた。聞いてはみるものだ。
これからお返しにバッハさんとブラームスさんで何か演奏してくれるらしい。しばらく我が家の楽譜を探していたが、ヴィオラダガンバのト短調のソナタを弾いてくれるそうだ。バッハさんがヴィオラでブラームスさんがピアノだ。ヴィオラ版の楽譜が我が家にあるのをいたく喜んでくださった。ブラームスさんは「その曲なら暗譜している」と自慢げだ。
いよいよチューニングが始まった。
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コメント
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<魔女見習い様
はい。お二人とも3泊4日の滞在予定です。
投稿: アルトのパパ | 2007年7月14日 (土) 08時06分
バッハのしらべに誘われて来てみると・・・
うっとりしたくなるような光景で素敵☆
来年は更に豪華版の予定なのですね。(笑)
あ、バッハさんとブラームスさんの演奏が始まるわ♪
投稿: 魔女見習い | 2007年7月14日 (土) 06時50分