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2007年8月31日 (金)

オルガン強化月間

昨年の夏は、シェーンベルグに明け暮れた。シェーンベルグがブラームスのト短調ピアノ四重奏曲を管弦楽用に編曲している事実から多くの楽しい発見があった。夏休みに始まったブラダス入力から続く一連の取り組みの様子はカテゴリー「シェーンベルグ」となって一定の成果を見た。

http://brahmsop123.air-nifty.com/sonata/cat6661039/index.html

今夏のテーマはオルガン。

ブラームスには若い頃作品番号の無い作品の中に数曲、そして創作生活の土壇場で11曲のオルガン作品がある。あるにはあるのだが、ブラームス作品の全体を俯瞰する立場からは、お世辞にもメインな作品群とは言えない。ブラダス入力作業中、あるいは「ブラームスの辞書」執筆の間、これらのオルガン作品を聴いたことは聴いたが、深みに欠けていた。だからこの夏オルガンを聴く耳を育てたいと思ったのだ。

創作の初期、バッハの向こうを張ったかのような「前奏曲とフーガ」はバッハの香気を立ち上らせながらも、バッハではお目にかかれないヘミオラや3連符が隠されている。

やはり真打ちは最後の「オルガンのためのコラール前奏曲」作品122ということになる。これは「オルガンのためのインテルメッツォ」だ。第3曲と第11曲「おおこの世よ、我汝を去れねばならず」ばかりが特筆されるがとんでもない。1番と7番を加えた4曲が規模の面では柱となろうが、むしろそれらの曲を飾り立てるように取り囲む小品4番5番8番、あるいは10番がすばらしいのだ。

とくに「一輪のバラが咲いて」と題された8番の美しさは、絶品だ。作品118-2アンダンテテネラメンテにさえ匹敵していると申しても大げさではない。この夏最大の収穫だ。オルガン強化月間のMVP(Most Variable Piece)である。

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コメント

<mayoneko様

当然でしたか!失礼しました。

原曲はお求め易いものを買って来て、お暇なときにでも聴いてみてくだされ。

当然(?)持っております。
逆にまだ原曲を聴いていないんですね・・・。オススメのものがあれば教えてくださいませ。

<mayoneko様

恐れ入ります。お楽しみいただけて光栄です。

一度弾きたいですね。

でもヴィオラ弾きとしては、難しいところです。何故って原曲の方がおいしいと思われます。

ひょっとして管弦楽版のスコアお持ちですか?

去年の特集の話で恐縮ですが、シェーンベルグのお話は数ヶ月前に何回も何回も、とても楽しく拝見させていただきました。いつかこの管弦楽版が演奏できる日がくることを祈るばかりです。

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