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2007年9月 8日 (土)

野分

「のわき」と読む。「秋に突発的に吹く強風」のことを古来日本ではこう呼んだ。「太平洋上で発生した熱帯低気圧が云々」すなわち「台風」と説明して種明かしをしてしまうのは野暮の部類だろう。昔の人々は突然やってきて大暴れして、翌朝にはケロリと晴れ上がる気紛れな風だと思っていたはずだ。

源氏物語に「野分」の描写がある。光源氏が女性たちを住まわせている六条院の屋敷にも容赦なく野分は襲いかかる。秋の花々がすっかり荒らされたばかりか屋敷にも、野分の爪痕が残される。光源氏の長男・夕霧は、風で乱れた調度の隙間から、紫の上の姿を目撃してしまう。父光源氏は、意図的に紫の上を隠していたのだが、野分の悪戯で偶然見かけてしまうという筋立てだ。案の定夕霧は雲居の雁という恋人がいながら、紫の上に激しく心を揺さぶられるのだ。「なるほど父がひた隠す訳だ」という具合だ。夕霧の心の動揺は態度に表れたようだ。光源氏は、夕霧の態度から紫の上を見たことを察する。親子とはいえ油断も隙もないのだ。

根拠は全くないが「野分」という言葉を聞いていつも思い出す作品がある。ピアノ小品集op118の中の1番目のインテルメッツォだ。イ短調Allegroがフォルテで立ち上がる冒頭は、「インテルメッツォ」としては異例だ。その異例さが何だか「野分」を連想させるのだ。

そしてop118-2の「Andante teneramente」は嵐の後・台風一過の秋空だ。

禁断のこじつけネタである。

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コメント

<魔女見習い様

毎度、無理目のこじつけにおつきあいいただき恐縮です。

あ!(・_・ゞ-☆
そそっかしくて。。。m(_ _)m

<魔女見習い様

禁断のこじつけネタでございます。

op118-2には、穏やかな風のそよぎと、
澄み切った青空を連想させられます。
今日のような台風一過の秋空にもピッタリですね♪
op118-2が聴きたくなりました。。。

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