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2007年10月24日 (水)

性格作品

おそらく「キャラクターピース」の訳語だと思われる。英語で「Charactor piece」と言われればそれなりのニュアンスと認識出来るのだが、これを日本語に転写するとなると途端に難問となる。

ブラームスの独奏ピアノ曲には「キャラクターピース」とくくられる一群の作品がある。「インテルメッツォ」「カプリチオ」「ラプソディー」「バラード」「ロマンス」「スケルツォ」「ワルツ」である。これらの作品を群れとして一括して指し示す言葉が「キャラクターピース」だというイメージだ。この概念を使うとブラームスのピアノ独奏曲は「ソナタ」「変奏曲」「キャラクターピース」という3つに、きれいに分類することが可能だ。

「キャラクター」を辞書で引けば「性格」とあるし、「ピース」は作品だから、併せて「性格作品」となるのだと思うが、違和感は相当なものだ。「ピアノ小品」あるいは単に「キャラクターピース」で良いと思う。

ブログ「ブラームスの辞書」では何度も引用言及しているトマス・シューマッカー先生の著書はまさにこの名前を背負った「ブラームス性格作品」となっているのだ。ブラームスの一連のピアノ小品演奏の指針として目から鱗の本だ。一流ピアニストの目の付け所を垣間見ることが出来て貴重だ。これだけ細かなことをいちいち考えているということが、素晴らしい。作品について楽譜を参照しながらあれこれと考えることが、演奏面でプラスになると著者が考えている証拠だ。

だからこそ、このタイトル中に現れる「性格作品」という表現がどうも浮いてしまっている。日本語としての収まりという点に不安が残る。先生自身はもちろん日本語のネイティブな使い手ではないから仕方がないとは思うが、著書の内容が素晴らしいだけに残念だ。

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