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2007年11月13日 (火)

長調は悲しい

晩秋から冬にかけて、澄み切った長調の曲を聴くと悲しくなることがある。長調の曲なら何でもという訳ではない。一部の曲でそのような経験をしたことがある。澄み切った長調の曲を、冬の良く晴れた日に屋外で聴くと悲しくなりやすい。携帯オーディオ史上画期的な1979年ウォークマンの発売以来、屋外で音楽を聴く機会が増えたこととも関係していると思う。「長調は陽気で短調は悲しい」という小学校以来の刷り込みを覆すケースが少なくない。昨年11月11日の記事「カノンのエコー」でも触れたが「パッヘルベルのカノン」はその代表である。モーツアルトのクラリネット協奏曲第2楽章もだ。

何故なのか理由を説明出来ないが、ブラームスでそのような経験をしたことがある作品を挙げてみる。

  1. ヴァイオリン協奏曲第1楽章冒頭
  2. ヴァイオリン協奏曲第2楽章冒頭
  3. インテルメッツォイ長調op118-2
  4. 交響曲第3番第2楽章
  5. 弦楽四重奏曲第3番第2楽章
  6. ワルツイ長調op39-15
  7. 「野のさびしさ」op86-2

一方、同じく長調でありながら、少なくとも悲しいとは感じない曲もある。たとえば交響曲第1番第4楽章61小節目のいわゆる「ブラームスの歓喜の歌」だ。長調なら何でもというわけでもないところが悩ましい。聴く時のコンディションにも影響されていそうで断言が難しい。こう考えて来ると短調の方は悲しみの表現というより情熱の表現のほうがピッタリとはまることが多い。むしろ短調の方が単純だ。一方の長調はなかなか一筋縄では行かない。

「深い悲しみを表現するとき、しばしば長調が用いられている」と断言したいが、あまりに主観的で、具体性に欠けるので独り言にとどめたい。

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コメント

<mayoneko様

おお。あの辺りのヴィオラは鳥肌ものですねぇ。

オリンポスの調ハ長調で、あの手の音楽がかけてしまうという、意表をついた感じまで鑑賞の対象なのだと思います。

あ、「ハ長調は悲しい調でもある」に訂正します。
ハ長調ってもっと明るくて輝いているというイメージがあったんですが。。。3番の2楽章の冒頭、クラリネットに呼応するヴィオラ以下の弦楽器がもの悲しいですね。

<mayoneko様

おおお、シャープな切れ込みですね。
何か思い当たる曲でもおありでしょうか?

上記の中では、第3交響曲のアンダンテがハ長調ですが。。。。


ハ長調は悲しい。最近よく思います。

<麻由子様

この現象、言葉では説明不能なところが、素敵です。
簡単に定義や説明が出来てしまっては、味わいが薄まりそうな気がしています。

「インテルメッツォ イ長調op118-2 」と「ワルツ イ長調op39-15 」くらいしか、
私には具体的にはわかりませんが、
どちらの曲にも、過去があるが故の現在を表現しているような、
そんな印象を受けています。
また、「ワルツ ホ短調op39-4 」には、情熱を感じます。

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