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2007年12月19日 (水)

照れ隠し

クララ・シューマンが右腕を脱臼したとき、ブラームスが見舞い代わりにと贈ったのが左手のためのシャコンヌだ。バッハ作の無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調BWV1004の終曲「シャコンヌ」をピアノ左手用に編曲したのだ。

ブラームスのクララへの思いと、バッハへの傾倒振りが存分に込められている。この編曲についてブラームス自身の言葉が残っている。このシャコンヌは大好きで好んで聴いたが、友人の大ヴァイオリニストであるヨアヒムもなかなか弾いてくれないから、仕方なくピアノに編曲して自分で弾いたのだという。クララへの見舞いは一面に過ぎない。微笑ましいものがある。照れ隠しで悪いなら、負け惜しみである。クララが右手を脱臼しなかったら、通常通りの両手用にしたのだろうか、あるいは脱臼したのが左手だったらどうしたのだろうと考えると退屈しない。

バッハへの傾倒でいうならヨアヒムだって負けてはいない。ヨアヒムにとっても最高の作曲家という位置付けである。だからといって当代屈指のヴァイオリニストがシャコンヌばかりを弾いてもいられぬのだろう。ブラームスは友人のよしみでヨアヒムにシャコンヌを弾くようねだるが、毎回は応じてもらえなかったと思われる。ヨアヒムのシャコンヌなら私だって聴きたい。

ヨアヒムの立場になってみると、たまにブラームスやクララといっしょに時を過ごすのなら、無伴奏ヴァイオリンのための曲ではなくて、ブラームスの室内楽を、クララやブラームスと演奏したかったのではないだろうか。

ぜーたくな人たちである。

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コメント

<ひふみ様

おおお。おめでとうございます。

しかし、もったいなくて使えないのが難点です。

ここにコメントするのは憚られますが、
あのマグカップ、私もついにゲットしました♪
「ささやかながらもぜーたく」な自分へのクリスマスプレゼントだと思いました。
神様のお導きかどうかわかりませんが、現時点で現品限りでした。
ヤッター!!!嬉しい~!!!

<魔女見習い様

確かに!!私にかかると、みなブログのネタです。

あくまでも「ささやかなぜーたく」のつもりなンですが。

ぜーたくな人たちをネタにして考えている
アルトのパパさんは、もっとぜーたくだと思います。

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