ほととぎす三題
鳴かぬなら殺してしまえほととぎす 織田信長
鳴かぬなら鳴かせてみようほととぎす 豊臣秀吉
鳴かぬなら鳴くまで待とうほととぎす 徳川家康
戦乱の世を終結に導いた3人の英雄のキャラを上手に詠み込んだとされているおなじみの句である。たった15文字の俳句調であり、しかもそのうちの7文字の違いだけを用いて3人のキャラの違いを鮮やかに要約していると目される。ご本人たちの感想が聞きたいくらいだ。
彼らが本当にこれらの句を詠んだのかと詮索するのは野暮だろう。7文字の違いに託して彼らのキャラをもっともらしく詠み分けていると世間が思うからこそ長く言い伝えられているのだと思う。
3人と言えば我が家の子供たちだ。同じ親から生まれたとは思えない多彩なキャラで退屈しない。長男は家康かな。おっとりしている次女が家康かもと思ったが、好奇心旺盛で創意工夫に長けているので秀吉のような気もする。当然頭の回転が速く仕切り屋で、時に気短かの長女は信長だ。
つまり
- 信長 長女
- 秀吉 次女
- 家康 長男
となる。
この分類でいうとブラームスは家康かなと思う。根拠は全くない。何となくそう思うというだけだ。3大Bの最後に現れておいしいところを持っていったからかもしれない。
単なるお遊びである。今日は信長になぞらえられた長女の誕生日でもある。どうせなら絶世の美女と謳われた信長の妹・お市にあやかりたいものだ。
<ひふみ様
ありがとうございます。
ヴァイオリンには「野望」がまったくありません。
少々刺激も必要でございます。
投稿: アルトのパパ | 2007年12月22日 (土) 16時43分
>今日は信長になぞらえられた長女の誕生日でもある。どうせなら絶世の美女と謳われた信長の妹・お市にあやかりたいものだ。
ご長女さまのお誕生日、おめでとうございます。
いずれにしても、非業の死を遂げたふたりですから、
どちらにもあやからない方が、宜しいかと。
お名前の由来の方のように、素晴らしい女性に成長されることでしょう。
投稿: ひふみ | 2007年12月22日 (土) 16時20分