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2007年12月28日 (金)

無いと聴きたい

ブラームスの伝記を読んでいると、バッハの名前がしばしば登場する。バッハ作品の演奏や編曲はブラームスにとって日常のことだったことが伺える。

カンタータ第44番。「人々汝らを除名すべし」の中の第4曲「Ach Gott,wie manches Herzleid」もブラームスのそうした取り組みの対象となった。原曲はテノール独唱にファゴットと通奏低音だ。この作品にブラームスが独自に通奏低音を施しているという。楽譜は1877年に出版されているらしい。

「通奏低音を施す」とはどういう意味か?

バッハの時代、通奏低音全盛期には、単音に数字を付与した楽譜を見て即興で和音をつけて演奏することが当たり前だった。そうした即興能力こそが演奏能力だったのだ。ところが時代が下って通奏低音の習慣がなくなって来ると、即興能力を持った奏者がいなくなってしまった。楽譜至上主義が増長した結果、楽譜に書いていないと弾けない人ばかりになってしまったのだ。そのため伝統の「単音プラス数字」の楽譜を通常の楽譜に読み下してやる必要が生じた。楽譜にさえ書いてやれば相当な難易度のものでも弾ける腕前の演奏家は少なくなってはいなかったのだ。

まさにその「読み下し」が「通奏低音を施す」ということなのだ。本来オルガン奏者のセンスにゆだねられる部分をブラームスが代行したと考えればいい。

「ブラームスが通奏低音を施した」と明記されたCDは今我が家に無い。根を詰めずに探しているのだが、見つけられない。

見つからないとなると無性に聴きたいのだ。

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コメント

<とらねこ様

でしょでしょでしょ。

せめて楽譜だけでも・・・・・ですね。
記事のネタになりそうです。

何と!ブラームスによる通奏低音。せめて楽譜だけでも見てみることが出来ると良いですね!

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