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2008年1月 8日 (火)

シェヘラザード

ご存知「アラビアンナイト」のヒロインだ。リムスキー・コルサコフに有名な交響組曲がある。

あるところに王がいた。后が不貞に走ったトラウマのせいで、初夜の後に王妃を殺害してしまう癖がついてしまった物騒な王である。王に召された彼女シェヘラザードは、寝物語に一計を案じた。「つづきはまた明日」というエンディングにしたのだ。話自体が面白かったことと、彼女の語り口が上手かったことが功を奏して、王は続きが聴きたいと思い彼女を殺さなかった。この調子で彼女の死は延期に延期を重ねて千一夜になったという物語だ。

彼女は大の男を飽きさせないというあっぱれな話術の持ち主だ。ブログ「ブラームスの辞書」の管理人としては、師匠にお迎えしたいくらいの方である。「明日も読みたい」と思わせることが出来るかはブログの死命を制すると考えている。

ブログ「ブラームスの辞書」がアラビアンアイトに匹敵するかどうかは別として、今日のこの記事は開設以来1001本目の記事である。つまり「千夜一夜物語アラビアンナイト」に並んだということだ。単に1001回も話を継続したことだけが助命の理由ではあるまい。その間、王は彼女の人柄に触れたに決まっているのだ。彼女の命をかけてのストーリーテラーぶりに惚れたのだ。それはきっと全人格を賭してのチャレンジだったに違いない。ブログが愛されるかどうかは、つまりそういうことだと思う。自分のキャラを全てさらけ出すくらいでないとダメなのだ。

明日は1002本目だ。内容はともかく数だけは師匠を上回ることになる。途切れても命までは取られないという境遇に安住してはなるまい。その一方で単に続けたいがために記事の内容の濃さが減じられることも厳に戒めねばならない。

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コメント

<mayoneko様

ありがとうございます。

恥ずかしながら、リムスキー・コルサコフの記念イヤーだとは全く初耳。

今年もバッハやクララの力を借りながら、ブラームスにまっしぐらの所存と開き直るばかりでございます。(←きっぱり)

記事千本おめでとうございます。
楽しく読まさせていただいています♪
リムスキーコルサコフは今年没後100年ですね。こちらもめでたい♪

<魔女見習い様

私も修行したいですね。荒行も可でござります。

記事の濃さが減じられていないか、厳しく見守っていただければ幸いです。

シェヘラザードの下で、私も修行したい♪

感想文千本は、記事千本より、楽かもしれませんね。

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