毎日が正月
古くからの友人と話す機会があった。
「あんたのブログは毎日が正月みたいだから」と言われた。一種の誉め言葉である。
けれどもブログ「ブラームスの辞書」開設以降3度迎えた元日のうち、二度は気合いの入った記事になってしまった。
- 2007年 「ブラームスいろはガルタ」
- 2008年 「8カ国対抗駅伝」
何が問題かというと、これで正月はおバカなイベント記事という流れが出来てしまうことだ。さすがに毎日この手のイベント記事では身が持たないことは申すまでもないが、ネタの発掘という意味では年に一度でもしんどいのだ。来年2009年用の記事だけは既に用意したが、いつまで続くか心配である。
その意味でも先の「毎日が正月」は誇張だと判る。あるいは「毎日が正月」というのは非日常性を指していると思われる。「白髪三千丈」の例を持ち出すまでもなく、明らかに嘘とわかるフレーズは時として優秀な誇張表現にもなるのだ。サラリーマンの日常なんぞ、どんなに律儀に記事にしても面白くはあるまいという私の考えに合っている。わずかの期間に80000アクセスに届くのも、「非日常性」のおかげだと信じる。
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