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2008年3月13日 (木)

のだめの中のブラームス【28】

コミック「のだめカンタービレ」第20巻の発売日だ。

118ページにブラームスが出現する。オクレール先生の課題曲を見せろと千秋に言われて応じるシーンである。左上のコマに楽譜の表紙が描かれている。「ブラームスの小品集」であることは確かだが、なんだかじらされる展開だ。118ページだから作品118かもといけない想像をしてしまう。

次は142ページ。課題に追われるのだめの姿をみて、過去の自分の経験にダブらせる場面だ。当然これは第一交響曲だ。

あーあ結局じらされて曲はわからずじまいかと諦めかけた後半ロスタイム、182ページにお宝が出現する。右下のコマに開いたままの楽譜だ。のだめは楽譜を逆さに見る位置にいる。その曲は紛れも無くブラームスだ。ズバリ、ラプソディー変ホ長調op119-4の冒頭である。のだめが手を置いているのが1ページ目で、見えているのが2ページ目だ。中ほど左のコマの中に手書き風の文字で「4つの小品」とあることとも一致する。作品119は4つの小品で出来ている。あいかわらず芸が細かくて感心した。こんなに小さな楽譜なのに手を抜いていない。

ここで感心してばかりいないのがブログ「ブラームスの辞書」だ。

119-4のラプソディは後期の小品集のラストを飾る曲だ。どんな出版社の楽譜でも大抵最後に載っている。コミックに描かれた楽譜を見る限りでは、op119-4より後ろのページが厚過ぎる。ラプソディーは後期の小品の中では規模の大きい曲だが、楽譜のページにすれば7ページに過ぎない。開いているのが、1、2ページだから、後ろに残るのは5ページ、紙にすれは3枚だ。描かれた残りページの厚みは3枚には見えない。楽譜だから上製本ということはないハズで、この厚みは不自然だ。考えられる落としどころは、巻末に解説か注釈がついているのかもしれない。

ここでのだめが千秋の練習を拒否するとは残念だ。うまくいけばブラームスについての千秋クンのアナリーゼが聞けたかもしれないからだ。

オクレール先生からの課題になっているショパンやベートーヴェンのソナタに、コミックのだめ風なアナリーゼが施されているので、この先ブラームスでもそこはかとなく期待が持てる。21巻の楽しみにとっておこう。

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コメント

<魔女見習い様

結局、物好きってことですかね。

今回は「4つの小品」というヒントがありましたので簡単でした。

待ってました!
コミック「のだめカンタービレ」の20巻と
ブログ「ブラームスの辞書」の記事を♪

アルトのパパさんの観察眼の鋭さは、いつもながらスゴイ!!
あんなに小さな楽譜なのに、どの作品かわかるのですから。

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