熊亭
リヒテンタールにおけるブラームス行き付けのレストラン兼宿屋の名前だ。ここの女将はブラームスの気さくな人柄の貴重な証人の一人になっている。
原語では「Baren」(aはウムラウト)というそうだ。熊の複数形である。おっとそういえば著名な楽譜出版社の「ベーレンライター社」のシンボルマークは熊だった。一応納得なのだが、ささやかな疑問がある。シンボルマークの熊は1頭である。ベーレンは複数形なのだから少なくとも2頭居てもらわねば困る。
きっとどこかに逃げ出したのだ。
逃げ出したもう1頭はどこにいるかって?
そりゃブライトコップフのシンボルマークになっているに違いない。
お後がよろしいようで。
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<魔女見習い様
多分偶然なのだと思いますが、どっちも熊がデザインされています。
投稿: アルトのパパ | 2008年3月 9日 (日) 16時14分
思わず頬が緩んでしまいました・・・ホホホ♪
楽しませていただき、ありがとうございました!
投稿: 魔女見習い | 2008年3月 9日 (日) 15時48分