詐欺だと思われぬよう
昨今何かと物騒である。「オレオレ詐欺」など手口は一段と巧妙になっているらしい。銀行の窓口にも注意を喚起するポスターが貼ってある。それでも人間の心の動揺に付け込む方法を次々と思いつく不心得者がいるようだ。
著書「ブラームスの辞書」はネットを媒介にした通信販売が唯一の購入ルートだ。販売要項を真剣に読むと「先に代金を払え」と読める。ド素人の駄文にしてはお高く止まった態度である。払う側からすればさぞや不安だろう。実際にはメールを通じて購入の意思を確認させてもらえば、振込みを待たずに発送の手配をするケースが多い。それでも現物が手許に無いのに代金を振込むのは勇気がいると思うが、みなさんキチンと振り込んでくれているので恐縮する。
だから私は「ブラームスの辞書」の販売を詐欺だと思われないよう、ブログで真剣にアピールしている。この点がブログの大きな目的の一つになっている。ブログは著書「ブラームスの辞書」の紹介であるとともに、今や私という人間の縮図にもなっている。「こいつなら詐欺などするまい」と思ってもらえるよう毎日真剣にブログの記事を更新し続けているという訳だ。
今日のこの記事がブログ開設以来1111本目の記事である。
詐欺にしては手が込んでいると思ってもらえれば幸いだ。
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