オルガンコラール管弦楽版
ずっと前からネット上をうろついていて、その存在だけは認識していたが、一昨日現物を入手した。
ブラームス作品の最大番号を背負う「オルガンのためのコラール前奏曲」の管弦楽編曲版のCDである。3枚組交響曲全集のうちの第2交響曲の余白に収められている。演奏はJaap van Zwedenというオランダ人の指揮者だ。もちろんブラームス本人の編曲ではない。交響曲全集のオマケと言えば、大学祝典序曲、悲劇的序曲、ハイドンの主題による変奏曲の御三家が定番だから、この手の編曲物を取り上げる渋い感性までもが売り物なのだろう。管弦楽版といっても、始終フルオーケストラが鳴る訳ではない。曲想に応じてふさわしい楽器をオーケストラの中から選んで鳴らしている感じだ。
奇妙なのは、収録の順番が番号通りになっていない。この順番の入れ替えに強いこだわりが感じられる。たとえば1番ホ短調のあとに5番ホ長調がホルンの先導で始まるのを聴くと、嫌でも第4交響曲を想定してしまう。
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