段取り八分
物事を成就するためには事前の準備が大切というほどの意味。この場合の物事に相当する事柄は大小さまざまあろうが、事の本質は動かし難い。
座右の銘とまで振りかぶると大袈裟になるが、大好きな言葉だ。初めての自費出版本「ブラームスの辞書」の執筆にあたっても十分に準備をした。思いのタケを書き連ねる前に、データベースを用意したことがその現われだ。初めての自費出版本「ブラームスの辞書」の論旨がフラフラとぶれないための基礎としてブラダスは重要な位置づけにある。ブログ「ブラームスの辞書」の執筆にあたっても段取りを大切にしている。
プラン、計画としないことが趣を深めている。リスク管理などと言い換えないことにも積極的な意味を感じる。こうした「段取り」という言葉の持つ気質が好きだ。なんだかゴツゴツしていていい。この手の職人風の趣はなんだかブラームスっぽいと思う。
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