トロンボーンがやってきた
次女ブラバン入部から3週間、毎日熱心に練習している。5月から朝練も始まった。これにより平日は朝45分、放課後に2時間半の練習となる。土曜日は8時30分から12時30分までの4時間だ。1年生は先輩についてひたすら基礎トレだそうだ。これで上手くならぬはずがない。「いやいや1日30分」のヴァイオリンとは雲泥の差だ。ヘ音記号にも既に親しんでいる様子である。
連休の初日を、次女のトロンボーン購入に充てた。
大学時代の知り合いの金管楽器のメンバーからトロンボーンについての情報を事前に仕入れた。大変なご無沙汰というのにいきなり電話して相談すると、みな快く教えてくれた。「耳で聴いて音程を作る」という意味でトロンボーンはヴァイオリンと同じだといって励ましてくれた。
学校の備え付けの楽器でしばらく様子を見るべきという意見もあり迷ったが、「3年間続ける」という本人の意思が固く思い切って購入に踏み切った。自分の楽器を持つと練習に気合いが入るのはヴァイオリンと同じだろう。ヴァイオリンへの熱意を冷ますことになりはしないか少し心配もある。が8年間のヴァイオリンの経験は必ずやトロンボーンの習得にもプラスだと信じる。音楽経験ゼロから大学生になってヴィオラを始めた私よりも良い位置からのスタートになるハズだ。8年間のヴァイオリンの経験がどう消化されるのか、はたまたヴァイオリンの練習にはどんな影響があるのか楽しみである。
店頭で試奏し、お店の人のアドバイスももらいながら決定した。トロンボーンの品揃えの中では安い方だが、実際に財布からお金が出るとなると痛い。バドミントンのラケットよりは数段高くつく。
ケース、譜面台、チューナー、グリス、楽器拭きなど付属品をオマケにつけてもらい意気揚々と帰宅。
帰宅して楽器を取り出す次女の顔を見て、迷いが吹き飛んだ。
さっそく吹かせてみた。私にはトロンボーンの巧拙はわからぬが、ピチピチとした希望の音がしたような気がする。まだまだたどたどしい音がする。それを聴くとヴァイオリンの8年の積み上げの厚みを改めて実感することが出来た。
降って湧いたような娘の「ブラバン入部宣言」に遡ってカテゴリー「68 トロンボーン」を新設する。
<もこ様
はい。たしかに希望の音でした。
ヴァイオリンとの両立を目指します。
投稿: アルトのパパ | 2008年5月 3日 (土) 20時15分
ピチピチとした希望の音が聴こえてきました。
カテゴリーも増えて、増々楽しみが増えます。
投稿: もこ | 2008年5月 3日 (土) 20時10分