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2008年5月29日 (木)

リストの復元

4月24日の記事「禁則」や4月28日の「5度ハンター」でブラームスが先輩作曲家が犯した「禁則違反」つまり「平行5度」や「平行8度」をリスト化していたと述べた。

さらに5月27日の「マッコークルの守備範囲」を調べていてお宝情報を見つけた。先輩作曲家が犯した禁則違反のリストが「自筆の筆写譜」の中に収録されていた。ドイツ語の記載を辞書片手に無理やり読むから勘違いも起き易いがどうやら間違いない。

ブラームスはジンクアカデミーや楽友協会の芸術監督を歴任したから、膨大な古楽譜の蔵書を見放題だったと思われる。過去の作曲家たちの自筆譜も相当数含まれていたと解するのが自然だ。それに目を通しながら「禁則違反」を含む気になる部分を自ら筆写していたのだ。五線紙にして11ページの筆写譜とそれに先立つ目次で出来ている。パソコン無き時代の整理として上等である。それらが「自筆の筆写譜」という章の中でまとめて言及されているのである。マッコ-クル「ブラームス作品目録」728ページだ。

マッコークルの記載は、筆写譜そのものの画像こそ無いものの、全貌を伺わせるには十分な細かさだ。

  • 作曲家
  • 作品名
  • 小節

という具合に問題の箇所の特定が出来るようになっている。小節は譜例としてブラームスが筆写した小節の始まりと終わりが記されている。もちろん譜例そのものは掲載されていないから、その小節のうちのどこの音符が禁則違反なのかは特定できない。またそこで起きているのが「平行5度」なのか「平行8度」なのかもわからない。

しかしそれでも相当なお宝だ。ブラームスが見ているのが作曲家自身の手稿譜だというのが何よりだ。印刷譜であったら校訂者が禁則箇所を修正してしまっているかもしれないからだ。ブラームスが参照可能な蔵書としての楽譜が、ある種の偏りを持っているかもしれないが、それでもお宝度はいささかも減じられることは無い。

少しでもブラームスの気分を味わうためこれからそれらをエクセルに取り込むことにした。「5度ハンター」ブラームスの「獲物リスト」の復元を試みる。

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