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2008年6月27日 (金)

「濃さ」の分類

5月30日、ブログ開設3周年を祝う記事「記事50本」で2033年5月7日のブラームス生誕200年まで継続することについて、「本数は驚くには当たらない」と余裕をかました。同時に「問題はネタの濃さだ」と課題を挙げた。

この場合の「濃さ」とはいったい何だろう。そのように偉そうな態度に出るからには「濃さ」について明確な定義を持っていなければなるまい。

  1. 質的濃さ 個々の記事1本1本についての内容の充実度。
  2. 濃度 記事の総数に対するブラームスネタの割合。
  3. 量的濃さ ブラームスネタの絶対数。

3番の「量的濃さ」は、あくまでも2番の「濃度」を補完する意味合いだ。ブログの記事が全部で10本しか無い場合、そのうちの9本がブラームスネタであることをもって「濃度90%です」と申し上げたところで失笑のキッカケでしかない。ある程度の濃度が相当数の記事の量に伴われて初めて積極的な意味が生じると考える。

定義が難しいのは1番の「質的濃さ」だ。

  • ネタを支えるデータの豊富さ。
  • 着眼の独自性。
  • ブラームス作品全てのジャンルへの漏れの無い言及。

定義の難しさは、当然管理の難しさに直結する。ブラームスネタの本数と頻度を見張っていればいい2番3番よりも数段厄介だ。何か良い管理指標はないものか。

だからブログ「ブラームスの辞書」が「濃いですね」と誉められるのは相当嬉しい。

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