ダメ元
「ダメで元々」の略。おまじないの一種だ。望ましい結果が得られる可能性が低い中でのチャレンジを前に、挑戦者本人の口から発せられるケースが目立つ。
実現の可能性は低いが、実現しない場合でも大きなダメージには繋がらない場合に用いられる。小さな金額を宝くじにつぎ込むようなものだ。当たれば大きいがはずれてもあきらめがつく。実現しなくても落ち込まないようにする自己暗示の側面も無視できない。
私もしばしば口にする。
つい先日だ。ブログ「ブラームスの辞書」が開設3周年を迎えるにあたり、何か記念になることがありはしないかと考えていた。そこに飛び込んできたのがココログの出版キャンペーンだ。
ココログにはユーザーのブログを本にするサービスがあることは以前から知っていたが、無料で2冊もらえるキャンペーンを実施中とのことで、「ダメで元々」で応募したのだ。何せ10名様という狭き門だから、この手の自己暗示は必須である。無論いくつかの条件がある。もらったら自分のブログでそのことに言及することだ。届いた本について感想を述べねばならない。まあ当たってからの話である。
しかしだ。嘘のようだが当たってしまったのだ。当選者10名の全国キャンペーンに当たったということだ。応募総数は知らぬが、倍率にして2倍や3倍ではあるまい。12 日に当選通知のメールを受け取ったが半信半疑だった。事務局の方と打ち合わせのメールをやりとりして、やっと実感が湧いてきた。
納本されるまでのワクワク感や、実際に手にとってからの喜びを記事にすることはもちろんだが、ユーザーの視点に立った辛口のコメントも適宜織り交ぜたい。それがモニターのつとめであろう。
「異端の日記」であるブログ「ブラームスの辞書」が本になるのだ。
関連する記事を集約するためにカテゴリー「70 ブログ出版」を新設する。
<mayoneko様
ありがとうございます。
夢じゃなかったみたいです。
投稿: アルトのパパ | 2008年6月18日 (水) 20時09分
おめでとうございま~す。お知らせココログにお名前が出ていましたよ
投稿: mayoneko | 2008年6月18日 (水) 18時10分