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2008年8月22日 (金)

スペルの復元

8月13日の記事「地名リストの作り方」の中に作業工程がある。その8番目に「カタカナ表記からオリジナルのスペルを復元すると書いてある。

サラリと書いたがこれがなかなか大変である。

  • そのカタカナ語は元々どんな言語だったのか特定する。ブラームスの伝記だからドイツ語が多い。
  • その伝記がいつ日本語に翻訳されたか。たとえば「ウ」への濁点はあまり古い書物では出現せず、バ行になっていることも多いからだ。

これらを前提として確認してから概ね以下の要領でオリジナルのスペルを復元する。

  1. アー 大抵は「ah」だと推定出来るがドイツ語には「aa」という具合に、「a」の連続もあるので用心。
  2. アイ これには「マイ」「タイ」「ライ」「ナイ」等も含む。大抵は「ei」である。
  3. イー 「ie」であることが多い。
  4. イェ 「JE」だ。「YE」はあまりない。
  5. ウ 素直に「U」を想像するが、古い翻訳では「W」のこともある。
  6. ヴ 英語に慣れていると「V」を想像するがむしろ「W」であることも多い。
  7. エ 「E」はもちろんだが、ウムラウトされた「A」あることもある。さらには「O」のウムラウトの苦し紛れの姿であるこさえ珍しくない。
  8. オイ 厄介なパターンの一つだ。ほぼ「EU」である。
  9. ~ク 地名末尾の「G」だ。これが「~グ」と表記されていることもある。
  10. ザ行 語頭の「S」は大抵濁る。「Z」はむしろ「ツァ行」だ。
  11. シュ 「T」や「P」の前に置かれた「S」がこの発音。もちろん「Sch」が主体だ。
  12. ツ まあ大抵「TZ」だ。
  13. ツェ 「ZE」あるいは「CE」か。
  14. ~ト 語尾の「D」は濁らない。
  15. ~ハ ほとんど「~ch」である。
  16. ~プ  「~b」の可能性も考慮する。
  17. フォ 「フ」に小さな文字が添えられる。「F」を考えるほか「V」の可能性もある。
  18. ユ 小さな「ユ」はウムラウトの「U」であることを疑うべし。
  19. ラ行 「R」か「L」か悩ましい。

全体として子音の重複やカタカナ長音棒の扱いなどは慣れるしかない。

学生時代に習ったドイツ語の基礎を今更という感じである。今は真剣である。しかし全く苦にならない。こうして見当をつけたスペルを地名索引上で見つけるのは快感である。

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コメント

<魔女見習い様

チェコやハンガリーの地名になるとさらに難易度が上がります。最近ドイツ語だとほっとするようになりました。

楽しそうな作業ですね♪
地図に正解が書いてあると思うと、
クイズのような、宝さがしのような。。。

<もこ様

ホントですね。授業サボってヴィオラ弾いてましたからね。
学生の頃に戻りたいです。

恥ずかしながら、ドイツ語も(笑)チンプンカンプンです。
初心者用の本を最近買いました(笑)
でも、まだ始めの挨拶から抜け出せません。
学生の頃は、何故サボってしまうのでしょうね。
今なら真剣に勉強するのに。。楽しいと思うのに。。

<T・S様

おおお。そうでしたか。

学生時代にさぼったつけが今頃まわってきております。

ドイツ語では「V」は「F」音です。

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