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2008年8月11日 (月)

カンタータ180番

本日発売のコミック「のだめカンタービレ」第21巻の表紙に楽器は描かれていない。私が「のだめの中のブラームス【25】」で予見した人間の声だと思われる。これはブラームスネタではないからサラリとやり過ごすことにした。

幸いブラームスネタは無かったから、安心して記事をアップする。

8月4日の記事「コラールを歌う」で言及したバッハのカンタータ180番のCDを入手した。「コラールを歌う」の中で第7曲が、ブラームスのオルガンのためのコラール前奏曲「装え愛する魂よ」op122-5と同じ旋律だと述べた。ブラームスが採用したコラールの源流を味わいたくて思わず買い求めた。

もちろん第7曲目当てだったが、予想を裏切られた。このカンタータ第1曲、第3曲、第4曲そして恐らく第5曲も「装え愛する魂よ」の旋律が下敷きになっている。お目当ての旋律を小出しに仄めかしながら進み、終曲で初めて全貌を提示する構造になっている。これがいわゆるコラールカンタータなのだと実感した。コラールの旋律が、カンタータ全曲を通じて徹底的に利用されるという形式のことだ。

唐突に弦楽四重奏曲第3番変ロ長調op67を思い出した。

素知らぬ顔で始まる第4楽章は変奏曲だ。淡々と変奏を重ねて行き、たどり着く果てに待っているのは何と、第1楽章の冒頭主題なのだ。コラール変奏曲と同じ骨格になっていると思った。

小出しでじらされた挙句に始まる第7曲は感動的だ。会衆全員が参加できるシンプルで平易な構造であることが、味わいを深めている。カンタータの最後でお目当ての旋律を気持ちよく歌えるのだ。ブラームスのop122-5と寸分たがわぬ旋律になっている。「えっ、もう終わりなの」というくらい呆気なく終わってしまうのも味わいのうちだろう。

きっと一生の宝だ。

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