ブラームス神社

  • 道中安全祈願

おみくじ

  • テンプレート改訂しました

独逸日記

  • ドイツ鉄道博物館のおみやげ
    2012年3月28日から4月4日まで、次女の高校オケのドイツ公演を長男と追いかけた珍道中の記録。厳選写真で振り返る。

ビアライゼ

  • Schlenkerla
    自分で買い求めて賞味したビールの写真。ドイツとオーストリアの製品だけを厳選して掲載する。

カテゴリー

« ブラバンは体育会 | トップページ | 屈折 »

2008年8月18日 (月)

レンズ豆

サラリーマンの楽しみはランチだったりする。私もそうだ。職場の近所に行きつけのイタリアレストアランがある。週に3回行くことも多い。パスタのランチにはまりこんでいる。

あまりの暑さに冷製スープを頼んだ。何かのマメがたくさん入っていて美味だった。メニュウを見て驚いた。「レンズ豆」だという。おおおってなモンだ。これがレンズ豆かと。

音楽之友社刊行「ブラームス回想録集」第3巻20ページ。シューマンの4女オイゲーニエの回想の中にレンズ豆が登場する。

1864年9月1日ブラームスはシューマン家の長女マリーエにきれいな絵入りの料理本をプレゼントした。マリーエの誕生日だ。その本の中のフレーズが子供心に印象に残っているとオイゲーニエが回想しているのだ。生涯独身を貫きながら演奏旅行で留守がちな母に代わって家事全般を切り盛りすることになるマリーエにはピッタリの贈り物だ。その中で「大好物のレンズ豆は煮込むときに蓋をしないと柔らかくならない」と面白おかしく紹介されているという。

レンズ豆は、西アジアの乾燥した丘陵地が原産で現在の主産地はインドらしい。インドやエジプトでポピュラーな食材だそうだが、イタリア料理にもちょくちょく用いられると物の本に載っていた。19世紀後半のドイツでも珍しい食材ではなかったようだ。直径5~10ミリの丸形。マメの形状が凸レンズに似ていることが命名の根拠だと思われる。

レンズ豆がシューマン一家の食卓に上ったことは確実だし、もしかするとブラームスが食べた可能性も否定出来まい。何だか得した気分である。

« ブラバンは体育会 | トップページ | 屈折 »

コメント

どなた様か存じませぬが、目から鱗のご指摘ありがとうございます。

考えてみれば当たり前ですね。

レンズ豆の食用の方がレンズの発明より遡るに決まっています。

はじめまして。音楽関連の記事を求めてネットをさまよっていて、偶然このブログにたどり着き、さらに、タイトルに引かれてこのページに来ました。

実は、レンズという名前はこの豆の名前のほうが先で、ラテン語の lens は、レンズ豆をさし、それと似た形状のガラス細工もそう呼ぶようになったということです。旧約聖書にも出てくるくらいですから、インド、中東、ヨーロッパでは大昔から普通の食べ物のようですね。

聞くところによれば、カトリックでは、春の復活祭の前に肉類を食べない習慣があり、そのときにレンズ豆は蛋白源として食卓に登場していた(今も?)そうです。

ブラームスはプロテスタントですが、レンズ豆は普通の食材なので、その料理を口にしたことがないはずはないと思います。

<ryuji_s1様

はい。ただいま癖になっております。

レンズ豆
美味しいですね

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: レンズ豆:

« ブラバンは体育会 | トップページ | 屈折 »

フォト

ブラームスの辞書写真集

  • Img_0012
    はじめての自費出版作品「ブラームスの辞書」の姿を公開します。 カバーも表紙もブラウン基調にしました。 A5判、上製本、400ページの厚みをご覧ください。
2021年10月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
無料ブログはココログ