ブラームス神社

  • 道中安全祈願

おみくじ

  • テンプレート改訂しました

独逸日記

  • ドイツ鉄道博物館のおみやげ
    2012年3月28日から4月4日まで、次女の高校オケのドイツ公演を長男と追いかけた珍道中の記録。厳選写真で振り返る。

ビアライゼ

  • Schlenkerla
    自分で買い求めて賞味したビールの写真。ドイツとオーストリアの製品だけを厳選して掲載する。

カテゴリー

« スペルの復元 | トップページ | ポジション番号 »

2008年8月23日 (土)

歌垣

「うたがき」と読む。古代日本の習俗だ。年に1度あるいは2度、聖なる場所に若い男女が集って、歌を詠みかけ相手を探す行事。関東地方なら筑波山、関西なら椿市が有名だ。

近隣の集落から若者が集まったという。年頃になると「歌垣デビュー」というシーンが見られたはずだ。おそらく祭りの一環なのだろう。「今夜ばかりは無礼講」といったノリが想像出来る。近隣の集落から集まることに大きな意味がある。自集落の中だけで相手を探していたら、煮詰まればやがて近親婚の危険が排除出来まい。

夏祭りにもこの系統の起源を持つものが混在していそうである。

はてさてこのオープニングでブラームスネタに落とすのは神業が要る。

作品31の四重唱の中の1番「歌と踊りと」は、まさに「西洋版歌垣」と思える。「祭りの夜に目当ての娘を探して、歌って踊ろう」というテキストだ。そこで描写されるのは気取りも飾りもなくストレートに女性を求める男の姿だ。いささかなまなましいテキストながらブラームスの与えた旋律には品格が感じられる。今のところ一番気に入っている四重唱だ。テキストの意味を知らずに聴いていたのだが、もっと敬虔なシーンをイメージしていた。元々聖と俗は紙一重なのか、ブラームスの技法のせいなのか判然としない。

明日長女が浴衣を着て近所の盆踊りに出かけるという。なんだか心配だ。

« スペルの復元 | トップページ | ポジション番号 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 歌垣:

« スペルの復元 | トップページ | ポジション番号 »

フォト

ブラームスの辞書写真集

  • Img_0012
    はじめての自費出版作品「ブラームスの辞書」の姿を公開します。 カバーも表紙もブラウン基調にしました。 A5判、上製本、400ページの厚みをご覧ください。
2021年4月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
無料ブログはココログ