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2008年9月25日 (木)

モルダウ

昨夜遅く長女が真剣な顔で「ねぇパパ、ブラームスじゃなくて悪いけどモルダウって知ってる」と訊いてきた。「はあ」ってなもんだ。スメタナの名高いあのモルダウだ。

音楽の期末テストで絶対に出るから訊いておきたいらしい。「ヴァルタヴァ」とどこが違うのか知りたいらしい。チェコではモルダウと言わずにヴァルタヴァというと即答した。ついでに曲の概略を簡単に教えて欲しいという。「スメタナ・・・・国民楽派・・・・チェコ・・・・我が祖国・・・・川・・・・聖ヨハネの急流・・・・プラハ・・・・むにゃむにゃ」ってなもんだ。「オッケー、サンクス」「ブラームスじゃなくても知ってるんだね」だと。

モルダウ。

私が中学3年の秋だった。合唱コンクールに出たい男子を募集していた。部活を引退した3年の男子が狙いだったようだ。声変わりが終わっているという条件もあったと思う。即答で応募した。

これがまたあからさまな下心だった。前年の同じコンクールに、好きだった子が出ていたのだ。「小さい秋見つけた」できれいな声で歌ったソロに一目惚れだった。だから今年もと意気込んだのだが、その子は出場せず見事に空振り。それなら出ないというゴネは許されずに参加した合唱コンクールで歌ったのが「モルダウ」だった。適当な日本語の歌詞がついていたが旋律は紛れもなくスメタナだった。担当したのはバスのパート。だから今でもモルダウを聴くとベースラインが聞こえてくる。

娘は今その中3の秋。

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コメント

<ひふみ様

テストはうまく書けたと申しております。

残念ながらモルダウもワルタヴァもブラームスの地名辞書には現われません。

そんなことより、優勝おめでとうございます。

ブラームスを知り尽くしているからこそ「ヴァルタヴァ」を知っているのであって、
ヴァルタヴァを知っている人がブラームスを“よく”知っているかどうかなんて、まだご長女にはわからなくて、いいのでしょうね。

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