無視出来ぬ悩み
ブログ「ブラームスの辞書」が思いがけず本になった。ココログ出版のモニターに当選したお陰である。9月4日に私の手許にやってきた。嬉しい。ところが、最近悩みがある。最初はたいしたことはないとタカをくくっていたのだが、実は相当厄介だ。
全く違う本に「ブラームスの辞書」という名前がついていることだ。
2005年7月に出した本家本元の「ブラームスの辞書」と、今回ブログを書籍化した本が、同じ書名を背負っているのだ。当初は軽く考えていた。やはり本家が中心でモノを考えていた。ところが、発行部数が少なかろうと多かろうと事実として私の手許にある本2つが同じ書名を背負っているのは不便だ。
元々ブログ「ブラームスの辞書」は書籍「ブラームスの辞書」の宣伝のために立ち上げた。当時ブログを本にする気などサラサラなかったから、ブログ名を決める際には迷わず本と同名にした。今まではそれで全く不自由がなかったし、良いネーミングで気に入ってもいる。片方はブログのタイトル、片方は本のタイトルということで不便は無かったのだ。
片方は自分の保存用に限った本であるにもかかわらず、私自身が感じるこの不便感は深刻だ。
発刊済みの「ブラームスの辞書」のタイトルは変えることは出来ない。ブログのタイトルを変えるか、ブログを本にする際に別のタイトルにするかしかない。ブログのタイトルは気に入っているからブログを本にする際に変えるのが現実的だ。でもココログ出版のレギュレーションではそれは出来ないことになっている。
相当悩ましい。
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<ひふみ様
私自身がブログで言及する際の言い回しが難儀です。勘違いが起きないように念を入れようと思うと、文章が回りくどくなります。
投稿: アルトのパパ | 2008年9月20日 (土) 06時21分
確かに・・・悩ましい状況ではありますね。
書誌データ上ならばeditionの項目に「ブログ版」とか何とかいれて、区別することも出来ますけどね。
投稿: ひふみ | 2008年9月20日 (土) 00時32分