何を今更
ブログ「ブラームスの辞書」が書籍になった。何を今更というような思いがけない発見があった。
読んだら面白いのだ。これは予想以上だ。
ブログとの違いは通勤電車の中で読めることだ。ブログの立ち上げ当初の記事ということは3年以上前の記事だからとても懐かしい。「こんなこと書いたかぁ」というような記事もある。
手探り感が至る所に見られる。「ですます調」が混じっているなど表現の不統一が散見されるし、ブログではあまり深いところまで言及したくないという考えが随所に仄めかされている。けれども記事の意図自体は現在のコンセプトと変わっていない。
本の本来の機能は読まれることだ。当たり前だ。ブログが本になったおかげで読むことに集中できる感じだ。
自分で言うのも何だが、私が言っておかないと誰にも言ってもらえない。
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