異変
ヴァイオリンのレッスンへの往復の車中での話だ。
大抵はブラームス以外の音楽を鳴らしている。ドヴォルザークの交響曲第8番を聴きながら、不意に次女が「これってトロンボーンでしょ」と言い始めた。曲の進行に合わせてそのときに鳴っている管楽器を次々と言い当てている。
昔はこうではなかった。オーケストラの曲になるとヴァイオリン以外はわかんないという状態だった。「すごいね」と言うと「そりゃ、毎日ブラバンで聴いているからねェ」という答えだ。ブラスバンドにある楽器の音は大抵判るようになったようだ。複数の管楽器が同時になっていても当てることが出来る。本当はやってみたかったというオーボエがお気に入りらしい。第2楽章のフルートとクラリネット、第3楽章トリオのオーボエ、第4楽章のトランペットとフルートなど、有名な見せ場が多いから楽しいという。
続いてボレロを聴かせると目を輝かせている。
ブラームス作品の管楽器の見せ場を聴かせねばならない。管楽器の見せ場には既に言及したが、これを次女がどう受け止めるか楽しみである。
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<T・S様
おお。管楽器群のアンサンブルということになりますと、おっしゃる通りですね。ヴァイオリンコンチェルトの第2楽章でオーボエをささえる木管楽器も美しいです。
きりがありません。
投稿: アルトのパパ | 2008年9月22日 (月) 20時11分
個人的には交響曲一番四楽章第二主題の管楽器群が好きだったりします。
あと、交響曲三番二楽章とかも。
投稿: T・S | 2008年9月22日 (月) 19時58分