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2008年9月17日 (水)

地名リスト【サ行】

  1. ザイテンシュテッテンガッセ Seitenstettengasse ウィーン市内旧市庁舎北側から東に走る通り。Jシュトラウスのオペレッタについてホイベルガーとの議論の中に現れる。 
  2. ザクセン Sachsen 16ある連邦州のひとつで州都はドレスデン。昔のザクセン王国の所領と一致する。ライプチヒもここに属し音楽的にも重要な地域。
  3. ザスニッツ Sassnitz バルト海に浮かぶドイツ最大の島リューゲン島の街。1876年の夏をここで過ごしたブラームスは第一交響曲を完成に漕ぎつける。
  4. ザルツカンマーグート Salzkammergut 世界遺産にも登録されたオーストリアの保養地。ブラームスお気に入りのイシュルもここに帰属する。1867年夏、ブラームスは父を案内して一帯を旅行する。
  5. ザルツブルク Salzburg オーストリア。モーツアルトの生地だが、ブラームスの伝記の中ではイシュルの場所の説明に使われる。
  6. ザルツンゲン Bad Salzungen 不世出のクラリネット奏者リヒャルト・ミュールフェルトの生地として言及される。バッハの生地アイゼナハの南約20kmだ。
  7. ザルマンスドルフ Salmannsdorf ウィーン市街から北西に7km。ホイベルガーとのハイギングで訪れた。
  8. ザンクトギルヘン Sankt Gilgen オーストリア。イシュルの西約20km。ザルツブルクに抜ける街道沿い。ザンクトウォルフガング湖畔。友人で名高い外科医ビルロートの別荘があった。イシュルから列車で60分とあるが、現在イシュルとの間に鉄道は引かれていないので、もしかすると同名異地かもしれない。
  9. ザンゴタール峠 Sankt Gotthard pass スイスとイタリアの国境。1888年イタリア旅行から帰路ブラームスはこの峠をこえた。
  10. ザントシュトラーセ Sandstrasse ブレーメン・聖ペトリ大聖堂の所在地。1868年4月10日ドイツレクイエム初演の地。
  11. サンフランシスコ Sanfrancisco もちろん米国。ヴァイオリニスト・レーメニがここで没した。
  12. サンマリノ SanMarino 周囲をイタリアに囲まれた小さな共和国。ここの切手は有名。イタリア旅行の途中で立ち寄ったブラームスはフェリンガーのために切手を土産に買い求めた。
  13. サンモリッツ Sankt Moritz スイスの保養地。マティルデ・ヴェーゼンドンクからの手紙で言及される。
  14. サンレモ Sanremo エリザーベート・フォン・ヘルツォーゲンベルクの没した街。
  15. ジーベンゲビルゲ Siebengebilge ボンの南東10kmの景勝の地。ライン川沿いの丘陵地。円錐型の7つの山が連なる。クララの葬儀の後、数日間ここで音楽に浸って過ごした。
  16. ジェノヴァ Jenova イタリア旅行で立ち寄った。
  17. ジトナー通り Zitna チェコの首都プラハ市内聖リュドミラ教会の北側を東西に走る通り。1878年ブラームスは出版社ジムロックにドヴォルザークのモラヴィア二重唱の出版を勧める熱烈な手紙を書く。その中でドヴォルザークの住所を「プラハ・ジトナー通り」としている。
  18. シャイデック Scheidegg スイス・インターラーケンの南東10km。アイガー中腹の街。アプト式鉄道の駅がある。忠犬アルゴスも通ったはずだ。
  19. シャフベルク Schafberg ザルツカンマーグートにある山。イシュルの北西10kmにある。1867年ブラームスは父を連れて山頂まで登った。
  20. シュヴァーベン地方 Schwaben ドイツ南西部一帯を指す。シュワルツワルトを抱えた地域。クララ・シューマンはこの地域に演奏旅行に来る場合、フェリンガー家に宿泊していた縁でブラームスを夫妻に紹介した。
  21. シュヴェーリン Schwerin ハンブルクの真東100kmにある。1880年までに第2交響曲が演奏された。
  22. シュタイアーマルク Steiermark ミュルツシュラークを含む州の名前。州都はグラーツ。1867年に父親を連れた旅行で立ち寄る。
  23. シュタインバッハ Steinbach ザルツブルクのほぼ真東約40km。アッター湖東岸の街。1893年から1896年にかけてグスタフ・マーラーが毎夏ここに小さな別荘を構え作曲のためにこもったところ。ここを起点にしばしばイシュルのブラームス訪問したという。約25kmを自転車で通ったらしい。
  24. シュタインベルク Steinberg ラインワインの著名な産地。良質なブドウの取れる畑の名前だ。ブラームスの伝記でも「シュタインベルクのワイン」という言い回しがされている。
  25. シュタルンベルク湖 Starnbergersee ミュンヘンの南西約20km。1886年6月13日バイエルン王ルートヴィッヒ2世が謎の死を遂げたところ。1886年夏を過ごすトゥーンでヴィトマンと話題にした。
  26. シュテーク Steeg オーストリア。イシュルの南12km。1893年夏ホイベルガーが借りた別荘があった。
  27. シュテッヘルベルク Stechelberg 標高4158mのユングフラウ峰のほぼ真西5kmにある高台で絶景のビューポイント。1887年夏友人のヴィトマンと訪れた。
  28. シュトゥットガルト Stuttgart バ-デン・ビュルテンベルク州の州都。南西部の代表的都市。しばしば演奏旅行で訪れた。
  29. シュトラスブルク Strasburgフランス領。ストラスブールというのが一般的。フローレンス・メイとブラームスはリヒテンタールの自室からの景色を自慢しあう。メイはシュトラスブルクの平原が見渡せると自慢するのだ。別の窓からシュヴァルツヴァルトが見えるとあるから、辻褄はあう。歌曲「エーオルスのハープに寄せて」初演。ブラームス作品の初演場所では現在唯一のフランス領。 
  30. シュトロープル Strobl オーストリア。グスタフ・イエンナーがイシュルでのブラームスの居所を説明する中で言及している。イシュルの真西10km。聖ウォルフガング湖畔にある。
  31. シュパイアー スペル不詳。1862年夏アルバート・ディートリヒと旅行。ライン川沿いということは確か。コブレンツの南約10kmのSpayのことかもしれない。
  32. シュペックスガング Specksgang ハンブルクのブラームスの生家の住所。現在の地図を見ても見当たらない。Specksstrasse という地名が、ゲンゼマルクトの南西100mのあたりに見られる。その西100mのところにブラームス広場があるのでほぼここで間違いないだろう。
  33. シュレスヴィヒ Schleswig ユトランド半島の付け根東側にある町。ブラームスの弟子イェンナーの実家があった。
  34. シュレスヴィヒ・ホルスタイン Schleswig-Holstein 16ある州のひとつ。ユトランド半島の付け根に当たる。ブラームス姓の父祖の地として言及される。州都はキール。
  35. シラクサ Siracusa シチリア島東岸の街。イタリア旅行で訪れた。
  36. シルト島 Sylt ユトランド半島中段より西側に伸びる横T字型の島。ユトランド半島とは砂州で繋がっているので厳密には島ではない。ブラームスの作曲の弟子イエンナーの出身地。
  37. ジンマーリンカーハウプトシュトラーセ Simmeringer hauptstrasse ブラームスが葬られているウイーン中央墓地の住所はこの通りの234番地だ。音楽家以外にも著名人の墓が多い。ブラームスの友人高名な外科医テオドール・ビルロートの墓もあるらしい。
  38. スティリア Styria シュタイヤーマルクの英語による言い回し。
  39. ゼメリンク Semmering リヒャルト・フェリンガーがミュルツシュラークの位置説明に引用している。ここの峠を越えるとすぐミュルツシュラークだ。初のアルプス峠越えの鉄道として1854年に開通し現在では世界遺産になっている。
  40. ソレント Sorrento イタリア旅行での訪問先。
  41. ゾンデルスハウゼン Sondelshausen ライプチヒの真西約120km。1870年この地の宮廷指揮者ブルッフの後任としてのオファーがあったが固辞したらしい。
  42. ゾーリンゲン Solingen デュッセルドルフの東約25km。世界的に有名な刃物の産地。有名人自署ハンターの計略をかわすエピソードとしてヴィトマンが言及。

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