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2008年10月23日 (木)

編曲物ハンター

「編曲物」という言葉にはある種の悲哀がこもっている。作曲者本人の手による編曲ならば大威張りなのだが、別人の手による編曲となると「どうせ編曲だし」という後ろめたさがついて回る。展覧会の絵は例外だ。

オリジナルが名曲として人気が高い場合、作曲者が指定した編成では、演奏することが出来ない人の強い憧れが編曲物を生み出すエネルギーになっていると考えられる。

ブラームスにもある。特に有名なのはハンガリア舞曲だ。ヴィオラソナタも名高い。管弦楽作品や室内楽作品にはピアノ連弾版が鈴なりである。

ところが編曲物の層の厚さという点ではバッハが圧倒的だ。そういうジャンルが形成されている観がある。バッハが想定したオリジナルの編成と違うという意味ではピアノ曲全てが該当してしまうが、それらは編曲物の取り扱いを受けていない。少なくともバッハ作品をピアノで弾いたり、その演奏を聴く人が、その種の後ろめたさを感じているとは思えない。

先週も見つけた。Henrik Frendin というスウェーデンのヴィオラ奏者が出している。スウェーデン製のCDだが、曲目が凄い。

  1. 半音階的幻想曲とフーガ BWV903 幻想曲はヴィオラ独奏でフーガはチェンバロとヴィオラ
  2. リュート組曲ハ短調 BWV997 ヴィオラ独奏
  3. ヴィオラ協奏曲ホ長調 BWV1049 原曲はチェンバロと弦楽合奏

ヴィオラ協奏曲は、元々何らかの楽器のための協奏曲だったのだと推定されるが、原曲が失われて編曲版のチェンバロ協奏曲のみが伝えられているという代物だ。

CDショップでは編曲物コーナーの発掘が楽しみの一番手になっている。

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