ブラームス神社

  • 道中安全祈願

おみくじ

  • テンプレート改訂しました

独逸日記

  • ドイツ鉄道博物館のおみやげ
    2012年3月28日から4月4日まで、次女の高校オケのドイツ公演を長男と追いかけた珍道中の記録。厳選写真で振り返る。

ビアライゼ

  • Schlenkerla
    自分で買い求めて賞味したビールの写真。ドイツとオーストリアの製品だけを厳選して掲載する。

カテゴリー

« ブラ6 | トップページ | 参拝1000人 »

2008年11月29日 (土)

600kmを呼び寄せる

1868年4月10日ブレーメン大聖堂。ドイツレクイエム初演の時と場所だ。ブラームスの作曲家としての位置づけを磐石にした出来事である。

この演奏会にはブラームスの知人がほとんど顔を揃えたという。父ヨハン・ヤーコプ、ヨアヒム夫妻、シュトックハウゼン夫妻、アルバート・ディートリヒ夫妻、そして真打ちはクララ・シューマンだ。めぼしい関係者では恩師マルクセンだけが病気を理由に姿をみせなかった。ブラームスが開演までクララの到着を気を揉みながら待っていたと友人たちも証言している。クララは遠来の客だったのだ。

このときクララの住まいはベルリン。バーデンバーデン郊外のリヒテンタールに別荘もあったから、そのどちらかから駆けつけたのだ。ブラームスの気の揉み方から察するに、クララは約600km離れたリヒテンタールから駆けつけたのではあるまいか。600kmと言えば東海道新幹線なら東京から明石の少々先、東北新幹線なら二戸までだ。

現在、特定のアーティストの公演ならどこにでも出没する層は珍しくないが、当時新幹線も飛行機もない時代であることは考慮されねばなるまい。

結果クララは間に合い、ブラームスにエスコートされて入場したとされている。

そのクララの反応は感動的だ。夫ロベルトの予言が実現したと涙にくれるのだ。600kmを呼び寄せたとしても、お釣りが来る反応である。

« ブラ6 | トップページ | 参拝1000人 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 600kmを呼び寄せる:

« ブラ6 | トップページ | 参拝1000人 »

フォト

ブラームスの辞書写真集

  • Img_0012
    はじめての自費出版作品「ブラームスの辞書」の姿を公開します。 カバーも表紙もブラウン基調にしました。 A5判、上製本、400ページの厚みをご覧ください。
2019年6月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
無料ブログはココログ