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2008年11月25日 (火)

祝電披露

結婚披露宴で祝電が披露されることは珍しくない。私が司会をした披露宴23回は全てそうだった。祝電の束を新郎新婦に渡して、全文読んで欲しいものを選んでもらっておく。まあ5つ以内がいいところだ。お決まりの文面が多いので退屈してしまうこともあるからだ。時間の都合を長短いずれにもつけやすいので司会進行の上では重宝なイベントだ。

23回のうちの後ろ半分くらいから、あるいたずらをすることが恒例になった。新郎新婦に頼まれた電報の披露の最後に有名人からの電報を読み上げるのだ。実際には届いていないのに、適当な文面と差出人を考えて読み上げてしまう。現実に届いた文面が月並みで退屈しかけた参列者が「おやっ」という顔をするのが楽しい。

たとえば以下の通りだ。

  • 「遠く欧州の空の下からご多幸をお祈りします。ベルリンフィルハーモニー管弦楽団ヴィオラパート一同」
  • 「燃えろ燃えろどんどん燃えろいくら燃えてもこの火は消さぬ。東京消防庁」

という具合だ。もちろんすぐに、「最後の一通だけは私のアドリブですが、そのほかは正真正銘お二人のために届けられたものです」とやると大抵は拍手喝采だ。

実は、このいたずらは単なるお遊びではない。BGMをするために控えている、楽団員たちへの合図となっている。つまり「これで祝電披露が終わるから、次のプログラムの準備にかかれ」という暗号なのだ。会場の前方にいることも多い司会者から、楽団への合図があまり目立つとカッコよくないのだ。合図をしたように見えないのに、ピタリのタイミングで音楽が始まるという美しさにこだわった結果だ。祝電披露は進行の関係で時間が伸び縮みすることが多いので、楽団への合図は必須なのだ。差出人も電文も完全に私のアドリブなので、楽団員たちはいつしかこれを楽しみにするようになった。2005年8月16日の記事「千葉披露宴サービス」で言及した演出の一環だ。

披露宴の2次会では、この電文も含めて当日の演出の善し悪しが話題になったものだ。

  1. 場面と音楽のマッチング(選曲のセンス)
  2. 編曲の出来
  3. 音楽の入りと切りのタイムリー度
  4. 指揮者と司会の連係
  5. 突発事項への対応ぶり
  6. 空調機の風
  7. 譜面台を照らす明るさ

事前に会場を訪れて新郎新婦の足取りで歩くことさえあった。入場から着席までの時間を計るためだ。オケの仲間や当日の楽団員は皆、こうした準備を知っているから、後であれこれ盛り上がれるのだ。音程やアンサンブルの乱れが話題になることなど全くといっていいほど無かった。

こうして演出のノウハウが次々と積み上げられていった。私の披露宴ではこれらのノウハウを全部注ぎ込んだ。

私の時の祝電の差出人がブラームスだったかどうか記憶にない。時間の関係で新郎新婦がお色直しで退場中に祝電披露をしたせいだ。

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コメント

<魔女見習い様

ありがとうございます。

もっと凄いことがあります。
その23組きっと1組も別れていません。

人生の記念日ですね。
おめでとうございます。

それぞれの主役による披露宴の司会を23回もなさったこと。
改めてスゴイ!と思いました。

<ひふみ様

コメントありがとうございます。

ご指摘の通り本日は結婚記念日です。さりげなく言及のつもりでしたが、ご記憶とあらばいたし方ござらぬ。

今日はご結婚記念日ですよね。
ひとつの家族の誕生日でもありますね。
おめでとうございます♪

年々歳々人同じからずや。
でもお子様達の成長が楽しみですね。

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