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2008年12月17日 (水)

地名語尾

ブラームスのハンガリア舞曲の原題は、マッコークルの作品目録によると「Ungarishce Tanze」(Tのあとのaはウムラウト)だ。この曲集のことを日本語で標記する場合、複数の用例が見られる。

  1. 「ハンガリー舞曲」
  2. 「ハンガリアン舞曲」
  3. 「ハンガリア舞曲」

原題は「形容詞+名詞」だから「ハンガリアン」がフィットしそうだが、恐らく一番多いのは「ハンガリー舞曲」だろう。これは「ハンガリアン」と同様「名詞(国名・地名)+名詞」だ。ヤンキースタジアムの例を出すまでもなく名詞が形容詞的に用いられることは珍しくないからこれでもいいのだろう。

ちなみに「ハンガリア」はハンガリーに「地名語尾「ia」が付いたものと思われる。「ia」はラテン語の地名語尾だ。「イタリー」と「イタリア」のようなものである。このように語尾が「ia」になった地名が欧米にはとても多い。「Asia」にしても東を意味する「Asu」に地名語尾「ia」が結びついたとする説もあるくらいだ。

多分どれでもよいのだと思う。

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コメント

<魔女見習い様

どう呼ぼうと作品の味わいには影響はあるまいと愚考いたしております。

>多分どれでもよいのだと思う。

あは♪ズッコケました。

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