催事コーナー
百貨店と呼ばれる業態においては必須の売り場だ。季節によって置かれる品物が変わる。あの手この手で消費者の財布の紐を緩めようという魂胆が一番顕著に現われる。季節の移ろいや客の嗜好の変化にタイムリーに対応して売上を稼ぐという使命を帯びている。不景気で客足が伸びない時期であればあるほど重要性が増す。
- バレンタイン
- 雛人形
- 新入学
- 五月人形
- お中元
- 歳暮
これらの季節物の間に、様々なイベントが工夫を凝らして並ぶ。北海道物産展、家庭雑貨小物、紳士服イージオーダー、上得意様招待会、ブラウダルフェア、骨董美術品などだ。デパートの催事コーナーの担当者は休む間もなく企画を考えているのだと思う。
ちょうど今は初売り福袋セールが目立つ。
かく申す私はブログ「ブラームスの辞書」の催事コーナーをも一手に引き受けている。元日はおバカ系イベントネタが恒例になってしまった。クララとブラームスの誕生日と命日にも関連ネタを組む。鹿島アントラーズが優勝すれば祝勝ネタを放つ。もちろんクリスマスを全く無視という訳にも行かない。ブログのオープン記念日は創業祭である。地名やバッハもかなり貢献してくれている。まさに百貨店と同じである。実際の百貨店の催事コーナーの企画は、記事ヒントになることもある。
2033年のブラームス生誕200年まで記事を確保するにはこの手の催事ネタは不可欠だ元日用のネタは2012年までは確保済みだし、誕生日ネタ備蓄もほぼ同等の厚みがある。
大変は大変だが楽しみも多い。こうした催事ネタを考えて行く過程で、記事をよく思いつくのだ。
昨日の「ブラミシュラン」は、全国うまいもの展みたいなものだ。
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