狼煙
「のろし」と読む。「烽火」とも書くようだ。高い山の頂上など見通しの利くところで火を焚いて特定の意図や事実を遠隔地に伝える方法のことだ。現代ほど通信手段が発達していなかった時代における重要な通信手段だ。軍事目的で使われたことは疑う余地がない。敵の出方に対する機敏な反応こそが勝ち戦につながるのだ。単なるご機嫌伺いの狼煙は考えにくい。
だから時として反撃の狼煙という言い回しが見られる。劣勢から挽回に転ずる分岐点を指す。
昨年12月27日の記事「呆然自失」でブログの継続目標に到達するまでの道のりの長さに狼狽した。呆然が闘志に切り替わるまでに時間がかかるとも述べた。ところが思いがけず励ましのコメントを頂戴した。おかげさまで年も改まり気分を一心することが出来た。
昨年後半を支えた大型企画「地名探検」が「ブラミシュラン」をもって一段落したことを受けて、今年上半期のテーマを決めた。それは「歌曲」だ。1月3日には、暖かいコメントへの御礼を込めて第一弾「佳き人よく見」を公開した。
つまり反撃の狼煙である。目標到達までの残り日数は8887である。つまり記事の必要本数は8888本ということになる。縁起がいい。
今日は新年仕事始め。
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