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2009年1月17日 (土)

出会えて良かった

どこぞの歌の文句にあったような気がする。一生のうち何度かこういう類の出会いがあるものだと思う。

私にもあった。もちろん「ブラームスに出会えてよかった」とは腹の底から思っているのだが、そのブラームスの中でも特に「歌曲」に出会えたことは特筆すべきである。「歌曲に出会えてよかった」という感謝の気持ちでいっぱいだ。

中学時代にクラシック音楽に目覚めてベートーヴェンに傾斜した少年が、大学入学と同時にオーケストラに入りヴィオラとブラームスに相次いで出会う。管弦楽曲、室内楽曲、ピアノ曲という具合にブラームス作品に親しんで、あっという間に生涯の作曲家に昇格した。そこで一旦停滞した。一連の器楽作品と一部の管弦楽付きの合唱曲に触れただけで満足してしまっていた。ブラームスにおびただしい数の歌曲があることを知識としては持っていたが吸収する意欲に繋がらなかった。

2003年冬、「ブラームスの辞書」執筆を思い立って風向きが変わった。ブラームスの使った音楽用語を出来るだけ公平に扱うためには、ブラームス作品への知識にジャンルによる偏りがあるのは決定的に不都合だった。器楽曲に比べて歌曲を含む声楽曲への知識が薄いのは明らかだった。意図的に歌曲の知識を吸収し始めたのはそこからだった。

結果としては「ブラームスの辞書」の刊行という具体的な果実となった。もし一生ブラームスの歌曲に向き合うことがなかったら取り返しのつかぬ損失となるところだった。

歌曲に出会えて良かった。

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コメント

<もこ様

絶句。

コメントを丸ごとブラームス神社の神前に奉納させていただきとうございます。

ブラームスの辞書に、アルトのパパ様に出逢えて良かったです^^。

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