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2009年1月29日 (木)

生まれながらの言語

バッハの関連書物を読んでいるとブラームスの記述にしばしば遭遇することは、既に何度か述べたが、シェーンベルクの記述も割と頻繁に見かける。

小学館から刊行されている「バッハの風景」という書物の264ページからの第15章が丸ごとシェーンベルクに割かれている。

この中に興味深い記述があった。276ページのことだ。シェーンベルクは巨匠と呼ばれる作曲家は皆、独自の表現法を身につけているとし、それを「生まれながらの言語」と形容しているのだ。

たとえばバッハならば「対位法」だ。以下にバッハを含まぬ5人の著名な作曲家についてシェーンベルクが指摘した資質を箇条書きにする。

  1. 和声の均衡、管弦楽法の描写力、旋律の感情的な描写力
  2. 構造的洗練、基本的和声の豊かさ、旋律の美しさ
  3. 論理、創意の独創性、衝撃的な人格と方向性の豊かさ
  4. 簡素な構造的手段を用いながら、その旋律における民衆的な筆致に品格を与える能力
  5. きわめて小さなスペースに多様な要素を組み込む能力

この5つのうちどれかがブラームスについての指摘になっている。

答えは以下の通りである。

  1. ワーグナー
  2. ブラームス
  3. ベートーヴェン
  4. シューベルト
  5. モーツアルト

以上だ。

あくまでもシェーンベルグの感受性の話だということは肝に銘じておく必要があるが興味深い。19世紀には楽壇を二分したブラームスとワーグナーの双方から学んだことが判る。少なくともシェーンベルクにはそう見えて(聴こえて)いたということだ。

贔屓目かもしれないが、ブラームスは評価されているような気がする。

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