ブラームス神社

  • 道中安全祈願

おみくじ

  • テンプレート改訂しました

独逸日記

  • ドイツ鉄道博物館のおみやげ
    2012年3月28日から4月4日まで、次女の高校オケのドイツ公演を長男と追いかけた珍道中の記録。厳選写真で振り返る。

ビアライゼ

  • Schlenkerla
    自分で買い求めて賞味したビールの写真。ドイツとオーストリアの製品だけを厳選して掲載する。

カテゴリー

« シューベルト交響曲全集 | トップページ | 尾を咬む »

2009年2月 1日 (日)

ひそやかに月は昇りて

「49のドイツ民謡集」WoO33のラスト49番目の作品。この民謡集は7曲一組の構成になっていて、その7組目つまり43番から49番までの7曲が合唱用という位置づけだ。つまりこの「ひそやかに月は昇りて」も合唱が入る。現実にはソプラノ独唱と合唱だ。

この作品が「49のドイツ民謡集」の最後を飾っていることには深い感慨がある。1894年発表ということで実質上ブラームス最後の合唱曲なのだが、旋律はどこかで聴いた感じなのだ。それもそのはずブラームスの記念すべき作品1のピアノソナタ第1番の第2楽章そっくりそのままだ。こちら第2楽章には楽譜五線の下に歌詞が書かれ、クレッチマーとツッカルマリオの民謡集からの引用である旨明記されている。その原曲のありようを現実に示してくれているのがこの「ひそやかに月は昇りて」WoO33-49だ。ブラームスが創作生活の最後に放つ、処女作の種明かしであるかのようだ。

独唱が静かに先行し、合唱がそれを包むように和する書法が、ピアノソナタの側にもキッチリと表現されている。最後の合唱作品とピアノソナタ第一番op1第2楽章が、旋律的に繋がっている。

キーワードは循環と再生。

« シューベルト交響曲全集 | トップページ | 尾を咬む »

コメント

<魔女見習い様

はい。人生の大半を股に掛けた大がかりな仕掛けです。

晩年のブラームスが・・・と思うと、
さらなる感動を覚えてしまいます。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ひそやかに月は昇りて:

« シューベルト交響曲全集 | トップページ | 尾を咬む »

フォト

ブラームスの辞書写真集

  • Img_0012
    はじめての自費出版作品「ブラームスの辞書」の姿を公開します。 カバーも表紙もブラウン基調にしました。 A5判、上製本、400ページの厚みをご覧ください。
2019年10月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
無料ブログはココログ