ブラームス神社

  • 道中安全祈願

おみくじ

  • テンプレート改訂しました

独逸日記

  • ドイツ鉄道博物館のおみやげ
    2012年3月28日から4月4日まで、次女の高校オケのドイツ公演を長男と追いかけた珍道中の記録。厳選写真で振り返る。

ビアライゼ

  • Schlenkerla
    自分で買い求めて賞味したビールの写真。ドイツとオーストリアの製品だけを厳選して掲載する。

カテゴリー

« リートの競作 | トップページ | 論争の原点 »

2009年2月18日 (水)

暗譜安の初見高

「あんぷやすのしょけんだか」と読んで欲しい。どうもこれが次女の癖だ。

ヴァイオリンを一緒に練習していても感じるが、どうも次女は初見が利かない。レッスンで新しい課題が出るともじもじとしてなかなか先に進まない。臨時記号はもちろん弓のアップダウンなど音の高さ以外にも同時に読み取るべき情報は多いが、思うに任せない。あちら立てればこちらが立たずという具合に、複数の情報を同時に処理出来ない感じだ。音符配置を呑み込むまで時間がかかる。この感覚は理解出来る。大学1年でヴィオラ初心者だった私も極端に初見が苦手だった。

ところが、初見苦手で立ち上がる次女のレッスンなのだが、暗譜は得意と胸を張る。これはヴァイオリンでもトロンボーンでも同じらしい。初見が苦手という自覚があるから、一生懸命練習しているうちにいつも暗譜してしまうらしい。「暗譜なら誰にも負けない」と言っている。おおお。

初見はある程度利いた方がいいと思うから、少し初見の練習もしようと思うが、それと引き替えに暗譜力が落ちてこないように注意しなければなるまい。

20世紀初頭を飾る大ヴァイオリニスト、フリッツ・クライスラーは、ウィーン・フィルへの入団を希望したが、「初見の能力」に疑問符がついたために許可されなかったという。

« リートの競作 | トップページ | 論争の原点 »

コメント

<魔女見習い様

娘の場合、初見苦手が暗譜得意と裏で繋がっている気がします。

私は、娘と同じく初見苦手でしたが、暗譜も苦手でした。

私も初見は苦手で、なかなか先に進みません。
もう少し初見が利くと、もう少し私の世界が広がるであろうことは
想像に安いのですが…。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 暗譜安の初見高:

« リートの競作 | トップページ | 論争の原点 »

フォト

ブラームスの辞書写真集

  • Img_0012
    はじめての自費出版作品「ブラームスの辞書」の姿を公開します。 カバーも表紙もブラウン基調にしました。 A5判、上製本、400ページの厚みをご覧ください。
2025年1月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
無料ブログはココログ