五年皆勤
長女が中学を卒業した。
お兄ちゃんと同じく「3年間無遅刻、無欠席、無早退、無出席停止、無忌引」の完全皆勤賞だった。これで小学校5年の時から5年連続の完全皆勤である。
卒業式というのは毎度毎度感動的だ。祖母は在校生たちのリハーサルから涙腺が緩みっぱなしだった。
完璧な答辞を読んたのは、部活動のバドミントンで苦楽をともにしたパートナー。母校にはじめて県大会進出をもたらした原動力・第一ダブルスの相棒だ。相棒の涙に、涙無しを豪語していた長女の涙腺もあっけなく決壊した。
そして4月から晴れて高校生。昨年の今頃にはどう見ても難関と思われていた無理目の県立高校に特色化選抜で滑り込むという離れ業を演じ、本番に強いところを見せてくれた。家計にも優しい親孝行だ。7月部活動引退後の勉強への取り組みはヴァイオリンをやめただけのことはある気迫に満ちたものだった。
昨年8月学校説明会に行ってすっかり気に入ってしまい、偏差値無理目にもかかわらず第一志望に掲げ続けた。課題の掘り起こし、目標の設定、進捗のチェック、方針の修正など私自身の大学受験の最後の3ヶ月に似た取り組みを半年継続した。突き詰める性格、実は私似である。
親は子供の喜ぶ顔に弱い。
受験科目にもちろんブラームスは無かったのでブラームス神社に祈願していない。だからブラームスのご加護など無かったに違いない。つまりは彼女の実力。そして単なる親バカ。
<めり様
ありがとうございます。
皆勤はあくまで結果ですが、進路は狙って決めたものです。きっとあと2~3年はこの記憶が励みになると思います。
投稿: アルトのパパ | 2009年3月11日 (水) 06時49分
おめでとうございますー!
5年連続の皆勤も素晴らしくて見習いたいものですが、何より「すっかり気に入った」高校に行けるというのがいいですね。難しめに見えても頑張って行きたい高校に入った娘さんの努力、尊敬します!
投稿: めり | 2009年3月11日 (水) 05時55分
<てぃんぱにゃー様
いらっしゃいませ。
暖かいコメントありがとうございます。
幸い私の涙腺は持ちこたえましたが、長女の涙は感動的でした。本日最大の収穫。
今日はお賽銭を奮発したいと思います。
投稿: アルトのパパ | 2009年3月10日 (火) 17時58分
<yoppy様
ありがとうございます。
ここ2ヶ月ばかり受験にからんで小さな奇跡がたびたび起きていました。
ブラームスのご加護だと考えると辻褄が合います。
どんなに嬉しい奇跡でも、その都度言及していては、「ブラームスの辞書」になりません。ブログでの言及は一度だけと決めていました。今日がその1度です。
投稿: アルトのパパ | 2009年3月10日 (火) 17時53分
初めまして。初めて書き込みいたします。
すばらしい。
そしておめでとうございます。
僕も、ブラームスが名前を出さないことを条件に、こっそり見守っていてくれたことと思います。
投稿: てぃんぱにゃー | 2009年3月10日 (火) 17時27分
おめでとうございます
素晴らしいですね。目標を達成して巣立っていかれるこの日。親は誰だって感無量ですよ
密かにブラームス神社も見守っていてくれたのでは?と思います。
投稿: yoppy | 2009年3月10日 (火) 16時39分